飲食店は始めるのは比較的簡単だけど、継続するのは難しく、やめるのはさらに難しい商売。
けど、これほど面白く、また家柄や学歴や容姿を選ばない仕事もない。
だって、家が貧乏だろうが中卒だろうが、誤解を恐れずに言うと「ブサイク」でも自分次第でなんとでもなるから。
普通に裕福な家庭や大卒(それも一流でも)、美男美女が相手でも勝てる仕事。(笑)
あっ、別にコンプレックスをバネにしろとかハングリー精神を持てとか、そんな対抗心や大げさなことではなく、あたくしを見ても分かるように、こんなやつでも出来てるし、しかも社長なんてやってるのを見ると世の中の人は大いに自信を持てるってことね。(笑)
あたくしは、基本的にビアサーバーから普通に生ビールを注げて電子レンジで「まいばす」の冷食を解凍したり温めて出せれば何とかなると思ってるんですよね。(甘い!)
けどね、例えば「まいばす」(他にもあるだろ)のベストプライスの198円の「ナポリタンパスタ」に”せもりな”の”すぎちゃん”も買った「ハバネロソース」を添えて出す。

それだけで本格的な味に変身するので、「変身ナポリタン」500円でいいよね。(笑) なんなら、その上にカツを乗せてあげると一気にごちそうになるので、
「変身ごちそうカツナポリタン」700円なんてどう?(笑)
別にふざけてるのではなく、飲食店ってちょっとしたお客さんを喜ばせるアイディアと工夫、そして自分と周りを巻き込んで楽しむことだと。
「これを出したら00さんはどんな反応をするんだろか?」と「まいばす」で商品を見ながらお客さんの喜んでる顔を想像できるかどうかね。(まいばす、好きだよね~・笑)
この、「お店で楽しんでるお客さんが想像できるかどうか?」が、と~っても重要で試験に出るから要チェックなのだ。(笑)

さらに言えば、お客さんだけではなく一緒に働いてるスタッフが楽しそうに働いてる顔を想像できるのが本当に大切なのと、それが「心底、幸せだよ!!」と思えることね。
有名などこそこの飲食店やホテルで修業したとかそこに居たとか、食材にこだわってどうのは、そのような所に任せて置けばいいだけ。
そうではなく、「これ、正月実家に帰ったらおふくろが持ってけってうるさくて」と言って、みかん一つお客さんのダウンのポケットにもでも入れる距離感と人柄が大事ってこと。
あたくしは、イタリアンオレンジのジュレがどうのと言われるデザートよりも、そのみかんが嬉しいんですね。
追記 そんな、みかん一つでコミュニケーションのできる”丸か”でありたいと思うのです。
この仕事は楽しい。
けど、時にはツライこともある。
でも、やっぱり人との関わりを持てるこの仕事は楽しい。
さぁ、元気を出して今年最後を乗り切りますか!!(笑)



