ふいに、育った「芦別」は「西芦別」へ行きたくなり、
車を飛ばして行った時の話。
あの時も、既に「西芦別」は懐かしい思い出の地になっていたけど、
今の自分を考えると、逆に「あれから24、5年も経つのか?」とね。
住んでた近くの「炭山川(たんざんがわ)」へ行き、
少しだけ川に足だけ入れてね。(その川に入ったのも小学生以来)
札幌では考えられないくらいにトンボやバッタが飛んでたよね。
過疎化した町そのもの。
住んでた炭鉱住宅の町をひと廻りして札幌へ帰ってきました。
帰って来て、そのまま”おふくろ”が住んでた家へ行き、
近所の駐車場へ止める際に、車の後ろが柵ギリギリだったので見行くとバンパーの辺りに「西芦別」から連れて来たバッタが。

なんかね、それを見て「生まれ育った土地ではない所まで連れて来てしまい申し訳ないな」と。
捨てるのも忍びないけど、持ってるわけにはいかないので草むらへ。
当時、ふと地元へ帰ったのも何か考えることがあったんだろうね。
だから、なんかね地元の同士のような感じになっちゃんだと。
今はもう、「炭山川」へ行く道は閉鎖されてるので、
トンボもバッタも自然の中で悠々自適に短い一生を満喫してんだろうね。
あっ、既に炭鉱も閉山し川もキレイになり何十年も経つので、
魚を釣りに行くとバンバン釣れそうだわ。(ウグイだけどね)
今でも、大人になるなんて思いもしなかった頃を思い出すんだけど、元気だった周りの人達の笑顔が浮かぶと鼻の奥がツーンと来るよね。



