改めて辞書を見ると、「自分以外のものの助けなしで、または支配を受けずに、自分の力で物事をやって行くこと。」と。
”すーさん”が、この度色々とありまして事務所の近くへ越して来ました。”すーさん”曰く、「45歳にして人生初のひとり暮らし」と言いふらしてるのを聞いて、正直「ちょっとキモイな」と。(笑)
大体は特に地方の子が進学や就職なんかで親元を離れるケースが殆どだよね。それか、学校も就職も地元でそのまま親元に居るけど転勤してから「ひとり暮らし」とかね。
まぁ、どんなケースでもいいんだよね。前にもこの「トップギア!!」で書いてるけど、あたくしは、例え「ひとり暮らし」をする状況ではなくても、敢えて「ひとり暮らし」をした方が良いと思うのです、絶対に。
これね、人生で「親離れ、子離れ」をする最初の第一歩だからね。
帰ると灯りの点いた家がある、何も言わなくても食事が出て来る、掃除や洗濯も親がやってくれる、むろん光熱費の心配もすることなく、外で嫌なことがあれば自分の部屋へ閉じこもってればいいと言う、まさしく至れり尽くせりが当たり前と思ってるのは、せめて学生時代までね。
就職(バイトでも)し、稼ぐ様になれば自分で部屋を借りて食事や家賃も掃除や洗濯も光熱費など全て自分の裁量・責任に置いて生活しないとね。
中には、親元から通っていて「食事代や光熱費は親に渡してるので」と、屁理屈をのたまう”うんち”がいるけど、それと「ひとり暮らし」ですべて身の回りのことを自分でやるのとは天と地の差ですからね。(もちろん、親が体調が良くないとかで一緒に居なければいけないケースは別だけど)
同居だと、仕事で怒られたりイヤな事があったり、恋愛で傷ついたりしても家に帰れば灯りが点いてるし、暖かい団欒もある。
でも、「ひとり暮らし」では鍵を開けて暗い部屋の電気を点け、誰も居ない部屋にポツンと独り言ね。
それって、ツラいし寂しいし孤独だよね。
悔しさや悲しさで涙を流すこともあるし、やけ酒を飲むことで一所懸命にそこから逃げようとするけど、自分に付きまとう影のように逃げ切れないんだよね。
そうして朝が来る。
”すーさん”は親元から離れてそのまま彼女と長らく住んでいたので、実際に45歳になるまで「ひとり暮らし」の経験がなく、それで照れや自虐的に「人生初のひとり暮らし!!」と言ってたんだと思うんだよね。
あたくしはね、この度”すーさん”は45歳になって「人生初の”自立”」のスタートラインに立ったんだと思うのです。
そう、少し(だいぶん?)遅いけれど”すーさん”は経済的にも男としても人間的にも遅咲きの”自立”をし、その中で様々な経験を通して人として一回り大きくなって行くんだと思うのでした。(お腹は小さくした方がいいけど)
追記 早くに”自立”した子供は責任感のある人間に育ちますからね。
改めて、「にんにく唐がらし」の一周年にお祝いやお店に足を運んでいただき誠にありがとうございました。正直、こんなに沢山のお客さんが来てくれるとは思っていなかったので、とても嬉しいです。これからも、応援や期待に応えられるようにスタッフ一同「シーズン2」に向けてやって行きますのでよろしくお願いします!!
と言うことで、本日は「丸かの今夜もひとりバックドロップ!!」の更新日だよ~ん。
悲しさや、寂しさ、初めて出来た彼女・彼氏との恋愛、同棲など「ひとり暮らし」は色んな意味で人間を鍛えてくれて知恵を授けてくれます。そして、その分人に対して「思いやり」を育みますからね。
“すーさん”さ、実は人生の転機が今なのさ。「変態」って言葉があるけど、単に“すーさん”のロリコン趣味のことではなく、良い意味で精神的から変わり、それらに伴い見た目も変わっていくのさ。
それが、蝶になるのか何になるのか?は“すーさん”次第だけどね。