あたくしが初めての店長の店で、この「トップギア!!」でも度々出てくるサンスリービル(南3西3なので)の6階にあった「オペラ」というカラオケパブがありました。
平日は19時〜3時、金土は19時~5時、日曜日は19時~1時までの営業していたんですね。
で、その昔「イエローページ」というタウン誌があり、そこに3分の一か四分の一程度で「オペラ」の紹介を出した時に、「死ぬ気で頑張ります!!」と書いてもらいました。
タイトルだったか内容でなのかは定かではないけど、確かに「死ぬ気で頑張ります!!」と書きました。
当時、時代的にはちょうど北海道にもバブルが到来してたのもあるけど、週末は3回転はしてましたね。
席数的に約50席でしたが、詰めに詰めて65人くらい入れてましたもんね。(強引か)
21時過ぎに一回転、23時頃までに2回転目、1時過ぎからもうひと回転から1、5回転てな具合。(1日に2度来る人も・笑)
ある時、きっと女性店へ行った帰りだと思うけど3時くらいに新規の男性2人がボックス席へ。(今でも覚えていますが卓番は2卓でした)
その時も中々に混雑していて、あたくしが「いらっしゃいませ~!!」とおしぼりを持って席に着くと(男女・新規・常連さん問わずに接客をしてたので)
「初めてですか!?」と聞くと、「イエペ(イエローページ)を見たら”死ぬ気で頑張ってます!!”と書いてたから来てみたら、本当に死ぬ気で頑張ってるね!嘘じゃないね!!」と。(笑)
正直、その時はそんなことを書いてたのも忘れてたけど、言われて思い出し「そうですか!ありがとうございます!!」と答えたよね。
確かに、当時はあたくし、細B、あっちゃんが社員で二十歳前後のアルバイトスタッフが常時5~6人いましたが、とてつもなく死に物狂いで店内を駆け巡っていましたもんね。(笑)
一応、早番、遅番(中番も?)があり早番は18時、19時から23時か0時で遅番は21時から2時か3時かラストまで。
だけど、混んでる時に「いいぞ、上がって」と言うと、「えっ!?こんなに忙しいのに?まだ大丈夫ですよ!」「いや、大丈夫だ何とかするから」と言うと、「僕は必要無いってことですか!?」「いや、そうじゃなくよ」「だったら、僕を上げるより”〇〇”を上げてくださいよ!」
そうなると、名指しされた本人が「えっ!?俺?店長どっち上げるんですか?」「わかった、わかった、じゃあどっちも頼むな」と言うと、「任せてください!!」と目をギラギラさせていましたっけね。
まだ二十歳前後の学生ですが、「俺が居ないと」という人一倍強い責任感と必要とされる自尊心。
そう、責任感と必要とされる充実感とでもいうのかな?とにかく喜んで働いてくれましたね。
そんなスタッフたちの集まりなので、「死ぬ気で頑張ります!!」が文字通りの店になるんですよね。
そんなこともあり、あの時のお客さんに言われた言葉はなぜか今でもしっかりと混雑してる光景と共に脳裏に焼き付いていますよ。
きっと、自分より年上の同性に生き様、仕事様を肯定されて嬉しかったんだろうね。
そう、あたくしが22歳で細Bは20歳、あっちゃんが23歳でしたね。(笑)
追記 若かったな~。

はる、あべちゃん、やま、さとし、はじめちゃん、井出くん、石川、しげ、みっちゃん、富樫くん、鈴木くん、高橋さん、バブetc.・・・・・。
それらの歴史が今の”丸か加藤商店”へ紡(つむ)がれて来てます。
本当に嵐のように毎日が燃えていたよね。



