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ブランパン 5000-0130-01S フィフティファゾムス バチスカーフ ブラックセラミック 43.6mmが新登場。

ブランパンから2025年の新作情報です。

人気のゼニススーパーコピー 代引き専門店フルセラミックのフィフティファゾムス バチスカーフ3針モデルが登場。

43mmのセラミックボディは今までもありましたが、ブレスレットまでセラミックは初。国内価格は3,168,000円です。

既存のスティール製5000-1110-71Sと基本スペックは同じですが、素材の違いで価格差は100万円もあります。どうですか?

300m防水の本格的なダイバーズウォッチスペック。サンバーストブラック文字盤は高級感がありますね。

搭載ムーブメントは120時間超ロングパワーリザーブのキャリバー 1315。

個人的にはアンダー40mmのバチスカーフの方が好きなので、オールセラミックモデルのミドルサイズの展開も期待したいです。

ロㇾアート42mmのフルセラミックが2,860,000円、ロイヤルオーク34mmのフルセラミックが7,480,000円、J12 38mmが1,237,500円です。このバチスカーフ3,168,000円は安いのか高いのか?


セラミック・ストラップ仕様は2,035,000円ですのでブラックセラミックブレスレットが110万円もするんですね。

5000-0130-01S


FIFTY FATHOMS
Bathyscaphe
5000 0130 01S
キャリバー 1315/ 自動巻
パワーリザーブ表示 120hrs
ケース 43.6 mm – セラミック
ストラップ セラミック – フォールディングバックル
価格 3,168,000 JPY

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技術詳細
特性 セラミック インサートを使ったサテン仕上げのブラックセラミック製逆回転防止ベゼルに リキッドメタル ® を使った目盛りスケール
ダイヤル 文字盤の色
ダイヤル:サンバーストブラック
ジェムセッティング いいえ
ケース詳細
ケースの素材 セラミック
防水性 30 bar
ケースの直径 43.6 mm
ケース厚 13.8 mm
Sapphire Back はい
ラグ間 23 mm
ストラップ詳細
ストラップのタイプ セラミック
ストラップの素材 セラミック
ストラップのバックル フォールディングバックル

まとめ


いかがでしょうか?

「【2024年新作】ブランパン 5000-0130-01S フィフティファゾムス バチスカーフ ブラックセラミック 43.6mm ¥3,168,000-」でした。

どのメーカーもフルセラミック化してきていますね。美しく軽く傷が付きにくく劣化しない良い素材ですが加工技術や落下での欠け問題があります。素材価値は高いものではありませんが何だかんだでスティールより高くなりますしね。


ラドーやシャネル、IWCは早々に取り入れましたが、ロレックスなんかはあと10年出てこなさそう。カーボンなどももっと加工技術が簡単になるとユーザーにはメリットがあるでしょう。

1度上手くいくとカラーバリエーションやサイズバリエーションで引っ張れるのでバチスカーフも今後の展開が楽しみです。

それではまた!

ロレックス人気モデルの相場を追う!シードゥエラー43mm 126600 / 126603が新登場。

ロレックス人気モデルの相場を追う!シードゥエラー43mm 126600 / 126603が新登場。

人気モデルの相場を追うシリーズから、今回はシードゥエラー生誕50周年の2017年に新キャリバー3235を搭載し43mmへと切り替わったシードゥエラー Ref.126600と、2019年 初のゴールドを採用したシードゥエラー ロレゾールモデル Ref.126603 を見ていきます。

ロレックス時計コピー 激安前回のチェックは2024年3月なので4ヶ月ぶり。その間、2024年6月にまた価格改定(ゴールド素材を含むモデル)があり126603の方は定価が上がりました。

スティールケース126600は1,911,800円のままで、ロレゾール126603が 2,621,300円から2,710,400円となりました。ゴールド(金)相場が上がっているため(現在24Kは1グラムで13,000円の価値があります)仕方ありません。

さて、それでは前回の相場をおさらいしておきます。

前回はスティールモデルが定価と比べあまり差額が無くなってきていましたね。コンビネーションモデルは新作発表前に順調に上がっていました。

シードゥエラーは旧モデルまでの40mmから43mmへと大きくなり、サイクロップレンズも搭載したことでディープシーともサブマリーナーともまた違うデザインのプロフェッショナルダイバーウォッチが出来上がりましたが、好みは分かれます。

厚み16mm 重さ約200グラムと流石に大型モデルですが、ラグ幅などデザインバランスが良くなり着けてしまえば、そこまでデカ過ぎるようには見えないでしょう。着けてみると意外にスッキリ。


ムーブメントは3135の後継機になり、ロングパワーリザーブのキャリバー3235を搭載した最新スペック。1,220m/4,000フィート防水って人間の潜れる世界じゃありません・・・

コンビ(ロレゾール)はサブマリーナーのコンビ(黒サブ)とパッと見似ていますが、ベゼルのデザインと2mm大きいサイズ感で判断可能です。

それでは現在の相場をチェックしていきます。

126600 シードゥエラー43mm


まず1本目は「赤シード」こと126600です。

現在の国内定価はもうすぐ200万円に届きそうな1,911,800円。

スペックは43mmのラージケース、サイクロップレンズが初設置、ヘリウムガスエスケープバルブ搭載、1220m防水。新世代ムーブメント キャリバー3235は70時間ものロングパワーリザーブを誇ります。

細腕の方には少し大きめですが、シルエットは意外にもシュッとしています。

43mmへのサイズアップ、サイクロップレンズと前作から変更点ありますが、サブマリーナーに比べるとやはりマイナーなイメージは拭えません。ヨットマスターIIよりは認知度高そうですが、それでもあまりSNSで見かけませんね。流通量が少ないのでしょう。

価格ドットコムから並行品の最安掲載価格が227万円。

3月が212万円でしたので、また少し相場が上がっています。

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グラフを見ると・・・何でしょう?ここ数日で急激に上がっていますが、それまでは比較的動きのない相場でしたね。どうなんでしょう?相場が上がったというよりは掲載しているモデル次第な感じで、はっきりとは確認できませんね。

中野ブロードウェイのれんずさんを覗いてみますと、24年3月の未使用が225万円となっていますので、やはり少し相場は上がっていますね。因みに基準はわかりませんが完全新品が232万円です。

旧タイプの保証書の中古であれば、現在の定価以下で購入可能です。

126603 ロレゾール シードゥエラー43mm


続いて初のロレゾール・シードゥエラーとなった126603です。

コンビ(SS/YG)になったので、正直サブマリーナーとのターゲットの違いが本当にわからりませんが、ラグジュアリー化を推し進めているのかも知れません。

現在の国内定価は6月の価格改定で2,710,400円となりました。

現在の新品(正規店購入未使用)最安掲載価格は295万円。

4ヶ月前は約300万円でしたので、誤差の範囲ですが少し下がっています。

グラフを見てみると前回見たときはドーンと上がっており、その後ガクガク下がり始め、また最近上がってきたところですね。

何に連動しているのかわかりませんが、もっと長い目で見れば少しずつ上がっていくのでしょう。

旧タイプの保証書(2019.06印)の中古が253万円。国内定価より20万円ちかくお安いです。

トケマーでは新タイプの保証書(2022年)も250万円で掲載されていました。

完全新品じゃなきゃ定価以下で購入チャンスがあります。

まとめ


いかがでしょうか?

「2024年7月 ロレックス人気モデルの相場を追う!シードゥエラー43mm 126600 / 126603」でした。

4ヶ月で振り返ると浮き沈みがけっこう激しく結果的に前回と似た相場になっていますが、1か月前とかだと「けっこう下がっていますね~」と言った報告になりそうでした。


同じコンビネーションモデルの126610LBなどは相場はなだらかな右肩上がりで全然動きが異なります。また、126600より40万円も定価の安いスティールの126610LNはセカンドマーケットの相場が逆転中。

シードゥエラーはプロフェッショナルダイバーなので着けたい方も限られてきます。逆にオーバースペックさに惚れる方もいらっしゃるのかも(サブマリーナーじゃなく敢えてシードゥエラー)知れません。

次回の相場チェックでどうなっているのか・・・

それではまた!

パテック フィリップの希少なワンプッシュスプリットセコンドクロノグラフがモナコオークションに出品

この時代のパテック フィリップ ワンプッシュ スプリット セコンドクロノグラフを見つけるのはほぼ不可能である。このような出自を持つ時計を手に入れるチャンスは一生に1度かもしれない。

モナコ・レジェンド・グループはこの春、魅力的なストーリーを持つ夢のような時計をコレクターに提供する。実際、この時計は1920年代後半から1930年代にかけて、アメリカのモータースポーツと航空史における最も重要な瞬間のいくつかを辿ったと言える。時計部門の会長であるダビデ・パルメジャーニ(Davide Parmegiani)氏率いるオークションハウスは、この時計を最近の記憶のなかで最も重要なヴィンテージパテック フィリップのひとつと呼んでいる。私も同感だ。

今回オークションに出品されるワンプッシュ スプリット セコンドクロノグラフは、1928、29年の冬にサンモリッツへスキー旅行に行った際、ロンドンを拠点とするセルフリッジズ百貨店を設立したアメリカの実業家、パテックフィリップ スーパーコピー代金引換を激安ハリー・ゴードン・セルフリッジ(Harry Gordon Selfridge)がパテック フィリップに特別注文したものだ。セルフリッジはモータースポーツ、特にスピード記録の功績で当時絶大な人気を誇ったヘンリー・シーグレーブ(Sir Henry O'Neal de Hane Segrave)の魅力的な英雄像に引かれ、シーグレーブを意識してこの時計を注文したようだ。その時計の裏蓋にはふたりの友情を記念する刻印が刻まれている。

セルフリッジが注文した時計は、普通のクロノグラフではなかった。1923年から1939年にかけて、パテック フィリップは11本のワンプッシュ スプリットセコンド クロノグラフを製作したが、そのうちの2本はパテックがカルティエのために製作(およびサインを)したものだ。連続生産されたツープッシュのRef.1436とは異なり、完全オーダーメイドのようだった。1938年から1971年にかけて製造されたRef.1436 スプリットセコンド クロノグラフ(文字盤とケースデザインはRef.130のシンプルなクロノグラフと共通)は140の例が知られているが、これらの特注品はまったく別のものであり、両者を混同してはならない。カスタムされたワンプッシュのスプリットセコンドシングルボタンウォッチは、ヴィクトラン・ピゲのエボーシュを採用し、ラウンド型とクッション型のふたつのカテゴリーに分かれた。これらのうち、クッションケースは5本だけで(1本は興味深い例で、左利き用モデルであった)、2本はパテック フィリップミュージアムに寄贈されている。1920年代後半に、スプリットセコンドクロノグラフをワンプッシュデザインにしたブランドは非常に珍しく、このデザインを採用したのはパテックだけだった。この時代の究極のデザインかもしれない。

死亡事故当日にパテックをつけた、ヘンリー・シーグレーブ。この写真を最初に見つけたのはInstagramの@niccoloy。Photo: Courtesy Monaco Legend Group

カーレースで長年の経験を持つシーグレーブは、1921年にイギリスで開催された初の耐久カーレースで優勝したあと、最終的に陸上と海上でのスピード記録を追い求めるようになった。1926年3月16日、シーグレーブは時速152.33マイル(約245km)で陸上速度記録を樹立し、わずか1年後にデイトナ・ビーチで初めて時速200マイル(約321km)を記録した。ナイトの称号を授与された数カ月後、シーグレーブは時速98.76マイル(約158km)での水上スピード記録に挑戦したが、3回目の通過でボートが恐ろしい形でクラッシュし、水から引き揚げられた。シーグレーブは記録更新の知らせを聞いたあともしばらく生存していたが、急性肺出血で亡くなった。アメリア・イアハート(Amelia Earhart)の伝記(1939年に夫のジョージ・パットナムが執筆)に登場するセルフリッジの証言によると、パテックはシーグレーブの手首にあったまま亡くなり、セルフリッジに返却された。

この物語でのイアハートの立場は、セルフリッジが自分の地位を利用して、最も興味深い人物を周囲に集めようとした、というひとつの例である。彼女の業績を紹介する必要はないが、知らない人のために説明すると、彼女は大西洋を単独で横断した最初の女性飛行士だった(ほかにも多くのことを成し遂げている)。以下、伝記『Soaring Wings』より。

“彼女はセルフリッジの家に行き、必要なものを集めて見せているあいだに、ハリー・セルフリッジと息子のゴードンが製作したユニークなサインアルバム(板ガラスの窓)に、ダイヤモンドペンシルでサインするようすすめられた。その後、ゴードン・セルフリッジとの友情の礎が築かれたのである。この友情はのちに、彼が彼女に時計を贈る、非常に興味深い物語へとつながっていく”。

あるとき、アメリカにいるイアハートの元を訪れていたセルフリッジは、シーグレーブの時計を彼女にプレゼントした。それと引き換えに、彼女はセルフリッジに大西洋横断飛行の2度の記録達成時で着用していたロンジンを贈った。現在スミソニアン博物館に飾られているこのロンジンは、国際宇宙ステーションにも持ち込まれたことがある。

Amelia Earhart wearing the Patek Split-Second Single-Button Chronograph
パテックのワンプッシュ スプリットセコンド クロノグラフを着用するアメリア・イアハート。Photo: courtesy of the Amelia Earhart Collection at Purdue University

上の写真を拡大すると、文字盤とレイアウトが確認できる。

セルフリッジはイアハートに時計を提供した際、「私はますます、そのような状況でつくられた時計、そして私が彼女に抱いた強烈で個人的な愛情のように、大きな敬意を払う人物に受け継がれるべきだという気持ちを抱くようになっていました」と述べていた。彼女はこの取引を受け入れたが、彼女にとってロンジンの時計に特別な思い入れがあることは明らかで、彼女が望むときはいつでもそれと交換できるように求めた。

2014年のサザビーズで296万5000ドル(当時の相場で約3億1411万円)にて落札された、ブランド初のスプリットセコンドウォッチのケースナンバー124824など、パテックはこれらの時計のいくつかをミュージアム用に購入しており、コレクターがこれらの重要な時計を所有する機会を狭めている。またRef.5959に似た前述した“最初の”スプリット クロノグラフや、クッションデザインのRef.5950などは、現代のリリースのインスピレーションにもなっている。

この時計は、アメリカ人の所有者がモナコ・レジェンド・グループに売却について相談したことで、公に再発見されたものだ。現オーナーの祖父は1960年代にこの時計を入手している。しかしダン・ホッジ(Dan Hodge)氏が自身のブログ、“28DaysEarly”で詳細に追跡したようにこの物語には難点がある。それは、パットナム(Putnam)による1939年の著書では、イアハートが1937年に行方不明になったとき、セルフリッジ/シーグレーブの時計をしていたと主張している(そしてセルフリッジもそう信じていた)という事実である。もしそれが本当なら、彼女の飛行機と遺体が回収されていないため、ここで時計を見ることはできない。しかし、トルテラ&サンズ(Tortella & Sons)社による“ディープ・スタディ”ドキュメントの、歴史研究を担当したコナー・オライリー(Conor O’Reilly)がパデュー大学のアーカイブで発見した画像には、イアハートが別のデザインのラウンドケースウォッチ(おそらくツートンカラーのダイヤルを持つ、スリーカウンター式クロノグラフ)を身につけた姿が写っている。

ロレックスと、時計のカスタマイズ業者アルティザンズ ドゥ ジュネーブ(Artisans De Genève)との訴訟について、

スイス連邦裁判所は、AdG(アルティザンズ ドゥ ジュネーブ)が時計の所有者の要求に応じて、商業的ではなく個人的な使用に限り、時計をカスタマイズできるとの判決を下した。裁判所はまた、限られた例外を除いて、AdGは同意なしに他ブランドの商標を使用・改変した製品を販売または宣伝することはできないと裁定した。

したがって同裁判所は、顧客がすでに所有している時計をAdGに提供してカスタマイズするという現在のビジネスモデルは、いかなる法律にも違反しないと判示した。しかし、その決定に照らして、裁判所はAdGのマーケティングと広告が適用される法律に違反しているかどうかの問題を再検討するべく、下級裁判所に差し戻しをした。

スイス連邦裁判所がこのパーソナライゼーションとカスタマイズの問題を検討したのは今回が初めてのことであり、ロレックスやAdG、時計業界(およびそのほかの業界)に長期的な影響を及ぼす可能性がある。詳しく見ていこう。

まず背景について
adam levine rolex collection
アダム・レヴィーン(Adam Levine)氏の時計コレクション。アルティザンズ ドゥ ジュネーブによってカスタマイズされたデイトナを含む、たくさんのロレックスがある。

2020年12月、人気のロレックススーパーコピー 代引き専門店はAdGを提訴している(注:スイス裁判所の判決ではカスタマイザーの名前は伏せられていたが、そのほかの詳細からアルティザンズ ドゥ ジュネーブであることは間違いない)。話はそれ以前の2020年2月に、ロレックスがAdGから3万2580スイスフラン(当時の相場で約370万円)で改造デイトナを密かに購入したことから始まった。これはAdGがオリジナルデイトナを提供し、カスタマイズを施すというものだった。またこのカスタマイズには、文字盤にあるロレックス、オイスター、コスモグラフのマークと王冠のロゴを削除して付け直すことも含まれていた。訴訟を起こす前に、ロレックスはAdGに対し、カスタマイズされたデイトナを入手したことと、商標権侵害の可能性があることを通知した。

ロレックスからの通知後、AdGはビジネスモデルを変更し、カスタマイズされた時計をウェブサイト上で販売しないようにした(ロレックスはこの方法でデイトナを購入している)。AdGは顧客がすでに所有している時計をAdGに提供し、カスタマイズしてもらうという現在のビジネスモデルに移行したのだ。

AdGがカスタマイズした、スパイク・リー(Spike Lee)氏の“クールハンド・ブルックリン・デイトナ”。ロレックスが特許を侵害している可能性をAdGに通知したあと、AdGは個人顧客がすでに所有している時計にのみ手を加えるビジネスモデルに変更した。

裁判所はまた、同社が“私的使用のために顧客の要求に応じて、時計のパーソナライズサービスを提供する独立した工房”であり、時計の製造や販売を行っておらず、いかなるブランドとも関連していないという警告を閲覧者が受け入れた場合にのみ、AdGのウェブサイトへアクセスできると述べた。さらに、AdGは時計をパーソナライズしたあと、オリジナルのメーカー保証が無効であることを明記して、顧客に新たな保証制度を提供していた。

2023年2月、下級裁判所はロレックスを支持し、広告やカスタマイズの提供を含め、AdGがロレックスの商標を使用することを禁止した。その後、AdGはこの決定に不服申し立てをした。

ロレックスはHODINKEEのコメント要求に対して、“ロレックスは、公式ネットワークおよび認定サービスセンター以外の第三者による製品のいかなる改変も、それがいかなる者であれ承認していません”と回答した。“管轄外で行われたすべての作業は、ブランドが提供するすべての保証を無効にすることになります。したがってオリジナルと見なすことができず、つまり緑色のロレックスシールで保護されていない状態になります。1度改造されると、その時計は精度、防水性、自動巻き、自律性、耐磁性、信頼性、耐久性の面で、ブランドの品質基準を満たしていないため、公式ネットワークで提供されるロレックスのサービスを受けることができなくなります”。

アルティザンズ ドゥ ジュネーブは、HODINKEEのコメント要求に回答していない。

異なるふたつの法的問題
rolex daytona john player special
クライアントのために時計をカスタマイズするとき、AdGはこの“ジョン・プレイヤー・スペシャル”デイトナのような、ヴィンテージロレックスの時計を参考にすることが多い。

まず第1に、商標の目的は、企業の製品やサービスを他社の商品やサービスと区別することだと覚えておく必要がある。消費者が混乱する可能性がある場合、つまり、購入者がロレックスの時計を購入したと思っていたが、実際には別の会社の時計だった場合に、侵害が起こりうるということだ。スイス連邦裁判所によると、この訴訟にはふたつの異なる法的問題があると提示している。

物品の所有者に代わって、要求に応じてパーソナライズする。最初の事例は、顧客がAdGに時計を持ち込んだ際、所有者の要求に応じて私的使用のためにカスタマイズするときに発生する。裁判所は、この活動は“サービス提供者が物品の所有者の要求に応じて行動し、カスタマイズされたアイテムがその所有者に返される場合に限り合法”とし、市場に提供されるものではないと判示した。
カスタマイズした製品を販売するためのマーケティング・広告。この2番目の事例は、カスタマイズされた時計の広告、販売、および販売用の提供を含む。裁判所は、ブランドの所有者(この場合、ロレックス)によって許可が与えられない限り、この種の活動は違法であるとした。
AdGとロレックスに関連するこれらふたつの法的問題を検討する前に、裁判所はまず、スイス法の下で“商標の消尽”または“権利消尽の原則”と呼ばれるものが存在すると明らかにした。これは基本的に、商標権者が商品を販売したあとは、それが個人的な使用のためである限り、買い手がその商品で何をしようとも、商標権者はコントロールすることはできないことを意味する。後述するように、これは商標の私的使用が許可されていることを意味するため、重要になる。言い換えれば、商標が誰かの時計をカスタマイズするためだけに使用されている場合、それは販売のために提供されていないので、ロレックスの権利を侵害しておらず、より広範な消費者の混乱を引き起こす可能性がある。

ロレックス対アルティザンズ ドゥ ジュネーブの判決
問題1: 所有者代理でパーソナライズする

adam levine's artisan de geneve daytona
AdGがカスタマイズした、アダム・レヴィーン氏の“ネオン”デイトナ。

前述のように、AdGはロレックスから特許侵害の可能性があると指摘されたあと、ビジネスモデルを変更した。裁判所によると、AdGの以前のビジネスモデル下での活動は、適用される法律に反していた。というのも市場でカスタマイズされた製品を宣伝し、販売していたからである。しかし、AdGの新しいビジネスモデルでは、クライアントはすでに所有している時計を提供する必要があり、そのクライアントの要求に応じて時計をパーソナライズするのみで、時計の一般販売は行っていない。裁判所は、AdGのカスタマイズがロレックスの商標を削除して再適用する場合であっても、この改訂ビジネスモデルでは適用される法律に違反しないと判断した。

裁判所の論拠はこうだ。

誰かが時計を購入したとき、好きなように改造することができる。またそのカスタマイズが所有者のためのものであり、商業目的ではなく個人的な使用に限定される限り、時計の所有者が代わりの別の会社に時計を改変またはカスタマイズさせることを妨ぐことはできない。これは商標権の消尽の原則の拡張であり、1度ロレックスが時計を販売したあとは、個人的な使用に限り、所有者個人らがその時計をどうするかは自由である。

裁判所は、商品が商業的に提供されていない以上、市場で商品やサービスを区別するという商標の目的を損なうものではないとしている。

問題2: 広告とマーケティング

裁判所は、AdGの現在のビジネスモデルはこのように合法であると判断したが、AdGの広告とマーケティングに関連する2番目の問題については、同じ結論を下す準備ができていないとした。

裁判所によると、第三者が改造したブランド製品を販売したい場合は、商標権者の承認を得なければならない。例えば、AdGが顧客向けにカスタマイズしたロレックスの時計を宣伝するには、ロレックスの承認が必要になる。これは同社の商標を商業的に使用することになるからだ。

しかし、AdGによるロレックス商標の使用を完全に防ぐことはできない。特に広告において、そのような使用が広告されているサービスと明確に関連している限り、AdGは情報提供の目的で第三者の商標を使用することができる。

しかしAdGとロレックスのあいだにつながりがあるという誤った印象を与えれば、そのような行為は違反となる可能性がある。言い換えれば、AdGは消費者の混乱を招いたり、ロレックスの評判を悪用したりするようなことはできないということだ。

愛しい君との関係が終わっていく
裁判所は、AdGは個人的な使用のために時計をカスタマイズすることができると判示しながらも、広告とマーケティングに関する2番目の事例は、判決に照らしてさらなる検討をすべく、下級裁判所に差し戻しをした。下級審は、AdGのウェブサイトやそのほかの広告およびマーケティング活動を調査し、裁判所が判決で定義したパラメータに違反しているかどうかを判断しなければならない。スイス連邦裁判所は最初の判決で、下級審はAdGのウェブサイト上でのロレックス商標の使用と、それらがAdG自身のサービス提供と明確に関連しているかどうかを適切に評価しなかったと書いている。さらに“非常に評判の高いブランド”であるロレックスが、AdGの活動の評価にどのような影響を与えるかについては検証していない。

“非常に評判の高いブランド”とは?
これは訴訟の主な争点ではないが、スイス連邦裁判所はロレックスが“非常に評判の高いブランド”であることを明確に指摘し、通常の商標所有者では得られない特別な保護が与えられているとした。例えば“高い評価”を得ているブランドは、たとえ製品やサービスが競合するものでなくても、(サービスを識別するための)マークをほかの製品やサービス、あるいは広告に使用することを妨げる可能性がある。仮に第三者がベッドシーツを販売するためにコカ・コーラを使用したり、香水を販売するためにナイキを使用したりすることはできない(どちらも実際の事例だ)。

これは興味深い指摘であり、ロレックスにとっては喜ばしいことだが、法的な意味合いもある。スイス連邦裁判所はAdGの広告の問題を再び取り上げる際には、ロレックスの“非常に評判の高いブランド”としての地位が法的判断にどのように影響するかを考慮する必要があると述べている。

大きな問題: 誰がパーソナライズできるか?
artisans de geneve honey gold
ロレックス デイトナをカスタマイズした“ハニーゴールド”プロジェクトを示すアルティザンズ ドゥ ジュネーブのスケッチ。

訴訟はロレックスとAdGのあいだで行われているが、スイス連邦裁判所はこの訴訟で提起された個人使用のためのカスタマイズ問題について、判決を下したことはないと述べている。しかし、これは時計産業に限らない重要な問題である。

“ブランド品のパーソナライゼーションの重要性が高まっていることは、オリジナルの第三者ブランドを有する商品を改造する企業とブランド所有者とのあいだに新たな紛争が生じていることを反映している”と裁判所は記している。

ロレックス公式サイトでデイトジャストを“設定”したページ。

ロレックスとAdGの話に戻ろう。ロレックスのウェブサイトに行くと、すでに時計を“設定”するオプションが用意されている。例えばデイトジャストのページにアクセスしても、製品カタログは表示されない。代わりに、自分でデイトジャストの構成を選ぶよう求められる。まずサイズ(31、36、41mm)を選び、次に素材、ベゼル、(素材によって)ブレスレット、ダイヤルを選ぶ。デイトジャストの場合、その選択肢はあっという間に数百にのぼる。これは、ロレックスの固定されたSKUを一般消費者に見せる別の方法であることは周知の事実かもしれないが、パーソナライゼーションという何か別のもののように感じ始めるかもしれない。AdGが顧客に提供するような、真のパーソナライゼーションを、ロレックスが提供する未来は容易に想像できる。実際、近くのロレックス正規店に行くと、さまざまな言語での日付・曜日ホイールなど、本格的なカスタマイズオプションがすでに用意されている。

seiko mod
時計のコミュニティ、特にセイコーのモデファイには長い歴史がある。Image: Courtesy of @seikomodder.

これがロレックス時計コピー 代引きの目指す方向であるならば、AdGのパーソナライゼーションビジネスはさらに競争力を増しているように感じられる。また、ロレックスは以前にも訴訟を起こしてカスタマイザーを締め出したこともある。数年前、アメリカのラ・カリフォルニエンヌ(Le Californienne)社が、鮮やかな色のヴィンテージデイトジャストやデイデイトの文字盤をカスタマイズして再販売していたのを防止することに成功している。この訴訟は、ロレックスの製品ロードマップを示唆していたかもしれない。というのも、この訴訟のわずか数年後に、ロレックスは鮮やかな色のオイスターパーペチュアルダイヤルを発売したからだ。

スイス連邦裁判所が指摘しているように、パーソナライゼーションは消費者にとってますます重要になっており、ロレックスもそれを認識しているようだ。

一方、AdGは絶妙なバランスを保とうとしている。スイス連邦裁判所は、同社の中核的なカスタマイズ事業は合法であるとしているが、カスタマイズサービスのマーケティングや広告の方法には極めて慎重でなければならず、ロレックスの商標を使用するには、情報提供の目的やAdGのサービスに関連する方法である必要がある。AdGのソーシャルメディアでは、それぞれのカスタマイズに使われている“独自の職人技”や技術を強調した投稿が見られる。それぞれの投稿には、AdGが“お客様の唯一の要請に基づいて…お客様の私的使用のためにのみ”仕事を行うと説明する、苦渋の法的免責事項が添えられている。

裁判所の判決は、時計愛好家にとっておそらく直感的に感じられること、つまり個人的な使用に限り自分の時計で好きなことができると肯定し、明確にした。このカスタマイズや改造をサードパーティに依頼することができると。

結局のところ、時計のカスタマイズ、改造、バスダウン(時計を豪華な装飾やダイヤモンドで飾ること)には長い歴史がある。それは個人的な楽しみであり、いかなるブランドもそれをコントロールすることはできないはずだ。同時に、ブランドにはブランドを守るという正当な利益もある。このふたつの利益のバランスを取るのは難しいことで、今のところはロレックスとAdGの争いになっているが、これは時計の将来に大きな影響を与えることになる。

デイトウィンドウを正しく活用した5本の時計

登場すると必ずと言っていいほどコメント欄から批判を受けるとわかっているひとつの機能があるとすれば、それは控えめな日付窓である。見た目の美しさ、視認性、デザインの優劣については多くの正当な主張があり、手首を見て日付が簡単に確認できることは、スマートフォンの時代においても実に実用的だ。重要なのはその機能を正しく実行することであり、幸いにも多くのブランドがそれを行なっている。ここでは、さまざまな種類の日付窓を持つ時計のなかから、再検討していただきたい5本の時計を紹介しよう。

オーデマ ピゲ ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シン、チタン&プラチナ – カーラ・バレット

オーデマピゲコピー販売おすすめ優良サイトが高価なことも、このようなまとめ記事で高価な時計ばかりを選んでいることも、そしてそれが気取っていて腹立たしく感じていることも知っている。しかし、わたしはオーデマ ピゲが日付窓の付いたいい時計をつくっていると思っているから仕方がない。ほとんどの愛好家は日付窓を嫌うが、わたしはそれを楽しんでいる。なぜか? わたしはときどき日付を知る必要があり、それを手首で読みたいと思うからだ。いい日付窓を製作するための成功の鍵は、控え目さである。言うまでもなく、オーデマ ピゲ ロイヤル オーク(特にチタン&プラチナの新しいバージョン)は、常にダイヤルとマッチした日付窓と小さな文字が素晴らしい仕事をしてくれる。唯一の問題は、それがあまりに小さいため読むのが難しいときがあること。チームのほかのメンバーと同じように、HODINKEEのメガネを手に入れるときが来たようだ。

372万6000円(当時の販売価格)。

ベル&ロス BR V2-93 GMT – ジョン・ビューズ

ベル&ロスは、文字盤の全体的なデザインと調和しつつ読みやすさを提供するという難しいバランスを保ちながら、日付窓を提供している。BR V2-93 GMTは、うまく統合された日付窓の一例に過ぎないが私はそう感じるし、ベル&ロスのほかの多くの時計に同じ評価ができるだろう。ここでの基本的なアイデアは、日付を小さくし、タイポグラフィと配色をほかの文字盤要素とできるだけ一致させ、デザインを損なうことなく情報を提供することである。主にETAベースムーブを搭載するベル&ロスの生産は、世界を変えるほどの時計の技術革新を提供するわけではないものの、私はこのブランド、特にラウンドウォッチでは、現代の時計製造の価格帯で最高の時計デザインを提供していると思うのだ。

46万4400円(当時の販売価格)。現在は52万8000円(税込)

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A.ランゲ&ゾーネ サクソニア・アウトサイズデイト – ジャック・フォースター

日付表示にはさまざまな方法があるが、基本的には3つのアプローチのいずれかに分類される。まず、時計が提供する情報のひとつとして扱うこと。その場合は数字を読み取りやすい大きさにして、慣習に従って3時位置に配置し、それ以上考える必要はない。2つ目は、それを必要悪として扱うこと。ある人気のヴィンテージモデルの新しいバージョンには日付がなかったとする。マーケティング部門は、その時計は日付があったほうが売れると言うのでそれを入れるが、できるだけ目立たないようにしようとする(その場合、一般的には申し訳なさそうに見えるだけでなく、美的にも失敗に終わる)。

3つ目のアプローチは、時計デザイン全体の必要な部分として扱い、適切に統合することである。1994年にランゲ1がデビューして以来、ランゲ&ゾーネは一貫して統率が取れた日付表示で業界をリードしてきた。新しいサクソニア・アウトサイズデイトは、ランゲ1のような躍動感はないものの、ランゲ1と同様、日付窓を全体の文字盤構成にいかにうまく組み込むことができるかという模範例である。そうすることで、その部分の総和よりも大きな全体の一部として成り立つのだ。

300万2400円(当時の販売価格)

ブレモン エアコー マッハ 3 – ジェームズ・ステイシー

6時位置にある日付窓。おそらくよくできたビッグデイト表示を除けば、シンプルで手間のかからない6時位置の日付は、文字盤のバランスを崩すことなく日付を入れるための最良の解決策である。ブレモンの美しいエアコー マッハ 3は、ブラックの日付表示がRAF(ロイヤルフォース)ブルー文字盤にコントラストを添えている。シンプルで控えめなこの日付窓はマッハ 3のクリーンなダイヤルデザインのインデックスや余白とほどよくマッチする。見やすく、控えめで、マッハ 3はそれがあることでよりよくなっていると思うのだ。

現在は3795ドル(日本円で約57万4000円)

オリス ダイバーズ 65 デイト ブロンズベゼル – スティーブン・プルビレント

僕にとって、この時計は日付表示とのバランスが絶妙です。またデザイナーが1度に万人にアピールするために、どこかに隠そうとしたようにも見えません。6時位置に配することですべてがシンメトリーになり、ブラックのディスクにホワイトのプリントを施すことで、文字盤の下半分で大きなもののように目立つのを防ぎます。また、このインデックスがスリムで、ほかのインデックスよりも少し高い位置にある点が気に入っています。これによりほかのインデックスとの比率が保たれ、オリスはその下に小さな夜光を収めることができるのです。もし僕がデイト付きのダイバーズウォッチを手に取るとしたら、おそらくこの時計でしょう。

モーメンタム UTD エクリプス シンクソーラーを実機レビュー

アナデジウォッチの世界は、スポーツウォッチのなかでもひときわユニークで楽しさにあふれたニッチなジャンルだ。ある意味では、アナデジウォッチこそが元祖スマートウォッチといえる。伝統的なアナログの時刻表示と、追加情報を映し出すためのひとつまたは複数の画面を組み合わせているのだ。

70年代半ばのクォーツ危機のあとに誕生したアナデジウォッチは、一時期人気を博したが、このフォーマットが真のメインストリームで成功を収めることはなかった。80年代のカシオ、シチズン、クロノスポーツから90年代のオメガ、ブライトリングに至るまで、多くのブランドがアナデジウォッチを発表してきた。これらのブランドのなかには、シチズンのスカイホークシリーズやブライトリングのエアロスペースシリーズなど、長期にわたって大きな成功を収めたものもあるが、ロレックススーパーコピー代金引換激安アナデジウォッチはニッチプレーヤーであり、ブランドをリードする製品ではない。

今年7月、カナダのブランド、モーメンタムがアナデジウォッチの歴史に残るカルト的な名作、クロノシュポルト UDTの新作を発表した。モーメンタムの現オーナーは、今はなきクロノシュポルトを所有していた人物である。バンクーバーを拠点とするこのブランドが、マグナムP.I.にふさわしい2023年のシークォーツ30など、クロノシュポルトの過去のモデルのいくつかを取り戻し始めたのち、モーメンタムファンは非常に特殊なものを求めるようになった。それはつまり、新しいUDTだ。

オリジナルのリリースについては以前こちらで取り上げたので、細部の説明は控えるが、最終的に完成したのは、ブラックIP仕上げのスティール製ソーラークォーツウォッチで、サファイアクリスタル風防、セラミック製ベゼル、6時位置のダイヤルにはめ込まれた画面が特徴だ。サイズは幅43mm×厚さ11.7mm×全長48.2mmだ。

モーメンタムは42mm×11.7mm×47mmと表記しているが、この数値の違いは計測位置によるものだと思われる。ベゼルの幅は42mmで、実際のラグ穴間(ラグホーンの端ではなく)の距離はおよそ47mmだ。防水性能は200m(プッシュボタンをねじ込んだ状態)で、インデックスと針にはC3スーパールミノバが使用されている。

UDTとは?
読者の皆さんは、おそらく僕ほどこの分野に深くハマっていない方もいるかもしれないので、簡単にクロノシュポルトの歴史を説明しておこう。クロノシュポルトの歴史の多くはまだひとつのストーリーにまとめられていないが、UDTの名前の由来は第2次世界大戦中に創設され、現在のアメリカ海軍ネイビーシールズの前身となる水中爆破チーム(Underwater Demolition Teams)にちなんでいる。もっともUDTウォッチは第2次世界大戦中ではなく、むしろ80年代初頭に、シールズのチームメンバーの要望やチームの任務の厳しさに耐えることができる先進的なダイバーズウォッチとして誕生した。

おそらく『ランボー/怒りの脱出(原題:Rambo II)』(1985年)でシルヴェスター・スタローンが腕につけていた時計として最もよく知られるクロノシュポルト UDTには、いくつかの異なるバージョンが存在した。この時計の基本的なフォーマットやムーブメント、ダイヤルの6時位置のアナデジ表示は、同時代のブライトリング プルトンなど、ほかの時計の基礎にもなっている。

前述のとおりアナデジはニッチであり、そのなかにクロノスポーツ UDTがある。もしスポーツウォッチや軍用由来、そして80年代のマキシマリズム(過剰主義)が好みなら、その魅力は理解しやすいだろう。確かに、現代ではブライトリングやシチズンがアナデジの火を受け継いでいるが、このフォーマットのルーツと、その冒険的でワイルドな雰囲気はクロノスポーツ UDTやその仲間たちによって築かれたものだ。

モーメンタム UTD エクリプス シンクソーラーを着用
“NewDT”(このニックネームはトム・プレイス氏によるもの)はシンプルな箱に収められ、ラバーまたはナイロン製のさまざまなストラップから選択可能だ。僕は“ブラック・ハイパー・ラバー”ストラップを選んだが、これは標準的なウェーブスタイルのダイビングストラップに近い。価格帯を考えれば十分満足できるが、私はもともとNATOストラップに付け替えるつもりだった。

ケースのシェイプは非常にフラットで、短いラグ、幅広で平らなベゼル、そしてベゼルの縁に沿ったフラットなサファイアクリスタル風防を備えている。操作系はすべて3時側に配置されており、3つのリューズとプッシュボタンはすべてねじ込み式だが、リューズを開けた状態でも50mの防水性が確保できる(念のため)。ねじ込み式のリューズ・プッシュボタンは扱いが少し面倒だと感じるから僕は開けたままで問題ないと思っている。

画面のユーザーインターフェース(UI)はとてもシンプルだ。時刻表示があり、設定すると自動的にアナログ針が更新される。この機能のおかげで、ふたつの時刻を自分で同期する必要がない(よくある手間のかかる作業だ)。もっとも、アナログ表示には秒針がないため、同期する対象がひとつ減ることになる。

中央のリューズは3時位置の横にあり、時刻、第2時間帯、アラーム、クロノグラフの各モードを切り替えることができる。1時間ごとのチャイム設定も可能で、第2時間帯を自由に設定できる(つまり、ニューファンドランドやスリランカなど、フルアワー以外のGMTオフセットにも対応できる)。ただしモーメンタム UDTにはデジタル画面用のバックライトが搭載されていない。

複数の“ページ”があるモードでは、上部のプッシュボタン(2時位置)でオプションを切り替えられる。これは主に標準時刻モードで時刻と日付を切り替える際に使用するものだ。画面は明るく視認性が高く、シンプルな設計で余計な機能はない。しっかりとした操作感のあるプッシュボタンだが、フィードバックがやや曖昧で、全体の体験は80年代をほうふつとさせる。それでも装着時には十分に機能している。

画面は別として、文字盤はムーブメントのソーラー充電に対応するなめらかな黒色だ。針にはやや場違いに感じるポリッシュ仕上げの金属が使われており(ほかのデザインがマットブラックであるため)、やや不釣り合いな印象も受ける。しかし視認性は非常に優れている。針には夜光が施され、日常使いに十分な量が針と文字盤に塗布されている点は評価したい(特に画面にバックライトがないことを考慮すると)。

内部には、この用途のためにカスタマイズされたセイコーエプソン製AB12Aクォーツムーブメントを搭載しており、ソーラー充電や画面との手動同期が可能。光を浴びなくとも3カ月間バッテリーが持続する。

手首に装着してみると、モーメンタム UDTはプロポーションから想像していたよりも大きめに感じるが、不快さはまったくなく、そのサイジングにはしっかりとした意図を感じる。つけ心地は多くの点でSKX007に似ている。僕の手首には大きいが決して大きすぎるわけではない。

要するに370ドル(日本円で約5万6000円)の時計としてはとても気に入っている。

競合
どんな時計も、アナログかデジタルか判断できない奇妙なウォッチでさえも、真空のなかで存在しているわけではない。そしてUDTもほかのアナデジと競合をしているのだ。以下のモデルも検討してみてはどうか。

まずアナデジを初めて試すなら、カシオやG-SHOCKの無数のオプションがこの分野での“お得の王者”といえる。これにはカシオの八角形のモデルやプロトレック、そして過去40年間に製造された変わり種のカシオも含まれるが、それに限った話ではない。誤解しないで欲しい。アナデジに興味があるなら、特にeBayの“デジタルの引き出し”を漁るのが好きな人にとっては100ドル(日本円で約1万5000円)以下で始められる。

具体的に言うと、カシオの“ウェーブセプター ソーラー”がある。100ドル(日本円で約1万5000円)前後でさまざまなバージョンがあり、40mmの幅に加え、画面のバックライトとムーブメントの原子電波同期を搭載している。モーメンタムほどの洗練されたスタイルやクールさには欠けるが、しっかりした品質だ。

citizen aqualand
僕のシチズン アクアランド JP2007-17W。

次に、アナデジの豊富なラインナップを展開するシチズン製を選ぶことになるだろう。特にモーメンタム UDTよりも予算があるなら、シチズンのモデルに価値が出てくる。440ドル(日本円で約6万7000円)で購入できる、僕のお気に入りのひとつであるアクアランド P2007-17Wは、ダイブコンピューターが登場する以前に作られたシチズンのダイブコンピューターの現代版で、夜光文字盤、抜群のつけ心地、そして水深センサーも備えている。ただしUDTよりもかなり大きい。それでもつけ心地のよさは同等だ。

またシチズンは最近、より現代的なアナデジであるプロマスター ランド U822を発売した。高解像度のMIPディスプレイ、バックライト、追加機能が搭載されており、価格は12万6500円(税込)、44mmの幅を持つ大きめのモデルだ。私はレビュー用に2本所有しているが、デザインもかわいらしく、操作性も高く、非常に実用的だ。

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セイコー  “アーニー” SNJ025。

セイコーもUDTよりもかなり大きめだが、バックライト付きでおよそ525ドルのアーニーでこの市場に参入している。アーニーはとても気に入っており、ここでSNJ025のハンズオンレビューも行ったが、やはりUDTのほうが好みだ。理想を言えば、どちらも手に入れて"アクションスター"のようなペアにしてみるのもありかも…(冗談だよ、多分)。

それ以上の価格帯になると、ブライトリングのようなモデルにもっと多くの出費が必要だ(中古で40mmのエアロスペースがまだ注目されていないようだ)。この価格設定ではモーメンタム UDTも競合がないわけではない。今日ではよい選択肢が多く揃っているが、正確に1対1で競争できる相手はいない。

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おわりに
これ以上書くことはないだろう。モーメンタムは、クロノシュポルトの系譜を感じさせながらも、旧モデルの直接的な再現を避け、手ごろな価格でUDTを作り上げた。クロノシュポルトのファンには、オリジナルにより近いクローンを望む人もいるかもしれないが、モーメンタムが新しいムーブメントの範囲で独自のアプローチを取ったのは賢明だったと思う。

momentum udt
確かに、バックライトや秒針を備えた将来のバージョン(むき出しのスティールやほかの文字盤カラーも加わるといい)も見てみたい気はするが、モーメンタムの最初の試みとして、この価格帯と完成度では文句のつけようがないだろう。

機械式時計を愛する人にとっても、379ドル(日本円で約5万7000円)のこのモデルはとても楽しめる素晴らしいクォーツの選択肢だ。スポーティで、特化されていて、少し奇妙で、完全にマニア向けである。

ブライトリングのNFLライセンス契約が、チームカラーの文字盤やチームロゴの使用以上の意味を持つ理由。

米国市場はスイス時計業界にとってますます重要な存在になってきており、世界最古のブランドが初めて、アメリカ人向けに直接製品を展開し始める可能性が出てきている。

 ブライトリングスーパーコピー代引き 口コミ第1位数年前のWatchTime NYで、かなり大きなあるスイスブランドの米国市場を担当する社長が、そのブランドの生産量のおよそ20%が米国市場に供給されており、その割合を25%まで引き上げるために奮闘していると話してくれた。そしてちょうど2週間前、HODINKEEとUBSが主催したHouse of Craftで、オーデマ ピゲのアメリカ地域CEOであるジニー・ライト(Ginny Wright)氏が、米国は正式にオーデマ ピゲにとって最大の市場だと同僚のマライカ・クロフォードに語った。これらふたつのブランドは単純に比較できるものではないが、米国市場はパンデミックやその後の急増した売上を経てもなお、確実に成長を続けていることを証明している。

 スイス時計産業連盟によると、2021年に米国は中国を抜いてスイス時計の最大輸出市場となった。同連盟の最新レポート(2024年9月)が、このやや逸話的だった情報を裏付けている。スイス時計の輸出が2023年9月と比べて12.4%減少し市場全体が落ち込むなかでも、米国市場は同期間に2.4%成長を続けている。このレポートによると、8月は7.6%増(世界全体では6.9%増)、7月は11.4%増(同1.6%増)、6月は6.5%増(同7.2%減)と、この夏を通して米国市場の堅調さを見て取れる。

Breitling's NFL tailgate event
 米国の時計市場がそのポテンシャルを何度も証明している今、スイスのブランドが世界最強のこの市場にアピールするため、実際に行動を起こそうとしているのは当然だろう。我々時計愛好家は、この業界の製品サイクルの長さをよく知っている。パテック フィリップは、新作のキュビタス グランドデイト Ref.5822Pの開発に6年もの歳月を費やした。単純に考えれば、6年前の米国市場は世界第2位で、香港(第1位)、中国(第3位)、イギリス(第4位)が大きく成長する一方で後退していた。もし、米国市場の一員であるあなたに向けたデザインではないと感じる製品があったとすれば、それはおそらくまだそのようにはつくられていないからだ。

 時計業界の“新たな”最大市場に対応した品揃えが見られるようになるかは、時が経たなければ分からないが、マーケティング費用ははるかに短い時間軸で配分される。マーケティングキャンペーンは、ブランド全体のルック&フィールを変える上で大いに役立つ。オーデマ ピゲを見ればそれがよく分かるだろう。しかし、限定版プロジェクトやコラボレーションは、注目してみればさらに明確なブランドイメージを示している。これもまたオーデマ ピゲの例を見てほしい。特別なプロジェクトに分配される利益や関連する開発費は厳密には“マーケティング費用”ではないが、短期間でブランドのメッセージングを変える力を持っている。この観点で、ブライトリングがニューヨークのミートパッキング地区でNFLとの公式ライセンス製品のコレクションを祝う“テールゲート”パーティを開催しているのを見かけたとき、私は思わず興味を引かれた。

 アメリカでは日曜日はNFLのものだ。“プロフットボールがアメリカの日曜日を教会から奪った”というフレーズをよく耳にするが、これは実に的を射ている。2024年シーズンのNFL開幕週末には、合計で1億2300万人のアメリカ人が少なくとも試合の一部を観戦しており、これは国民のおよそ36%に相当する。一方、ギャラップの調査によると、2021年から2023年にかけて、毎週教会に通っていたアメリカ人は21%、ほぼ毎週通っていた人は9%で、合わせて約30%となっている。

A vintage NFL watch
1971年製もラファイエット・ウォッチ カンザスシティ・チーフスモデル。Image: courtesy of The Watch Preserve

A 2000 Breitling for the Baltimore Ravens
2000年製のブライトリング クロノマット 100本限定 ボルティモア・レイブンズモデル。

 この視聴者数からも分かるように、NFLはまさにビッグビジネスである。その規模は約180億ドル(日本円で約2兆7400億円)に達し、80億ドル(日本円で約1兆2200億円)の差をつけてNFLは世界最大のスポーツリーグとなっている。アメリカ国外で最大のリーグとしてはイングランド・プレミアリーグがあり、その収益は約66億ドル(日本円で約1兆円)だ。ちなみにF1は少し下の32億ドル(日本円で約4870億3000万円)に位置している。

 LVMHがF1スポンサーの座を“年間1億ドルの可能性”でロレックスに競り勝ったことを覚えているだろうか。CBS、NBC、FOX、ディズニー、Amazonは、NFLの試合を放送するために年間約100億ドル(日本円で約1兆5200億円)を支払っているが、これは氷山の一角に過ぎない。報道によると、Foxはトム・ブレイディ(Tom Brady)氏に対して、NFL中継の一部でカラーコメンテーターを務める契約として年間3750万ドル(日本円で約57億1000万円)を10年間支払う予定だ。この3億7500万ドル(日本円で約570億2000万円)という契約は、ブレイディ氏の現役時代の収入3億3300万ドル(日本円で約500億7000万円)を上回り、これにより彼はFoxメディア全体で最高クラスの報酬を受ける“スター”のひとりとなった。

 世界中のあらゆるブランドが、パートナーシップやライセンス契約を通じてこの動きに乗じている。NFLのコンシューマープロダクツ担当副社長ライアン・サミュエルソン(Ryan Samuelson)氏は、ライセンス事業が100以上のブランドと提携していることを認めている。サミュエルソン氏によれば、リーグの国際シリーズのおかげでNFLへの世界的な関心が高まっているという。レギュラーシーズンの試合は2007年からロンドンで開催され、2016年にはメキシコ、2022年にはドイツ、2024年にはブラジル、そして2025年にはスペインでの開催が予定されている。これが欧州ブランドからの関心を引き寄せる原動力になっているとサミュエルソン氏は説明する。「これらのブランドが“これは私たちが本当に活用し、つながりたいものだ。このリーグは国際的に大きな熱狂と支持を集めている”と動き始めているのは、自然な流れだと思います」

Breitling and NFL collaboration watches
 NFLがアメリカ国内で圧倒的な注目を集め、さらに世界的な拡大を目指す姿勢が、ブライトリングのようなブランドを引きつけている。ブライトリングはミートパッキング地区のテールゲートでNFLとのライセンス契約を発表し、NFLの32チームそれぞれにクロノマット B01のフルラインナップを展開すると発表した。時計の9時位置にあるインダイヤルには各チームのオフィシャルロゴを配し、文字盤は各チームのジャージカラーに合わせたパントーンカラー、シースルーバックにはNFLのリーグロゴ“シールド”があしらわれている。各チームにつき104本、合計で3328本が製造された。小売価格はブレスレット仕様で9200ドル(日本円で約140万円)だ。

 ブライトリングUSA代表のティエリー・プリセール(Thierry Prissert)氏に話を聞くと、この3328本の時計にとどまらず、ブランドが一層の熱意をもって取り組んでいることがよく分かる。製品を完璧に仕上げるために18カ月の開発期間が費やされたが、それ以上に製品展開のスケールが大きい。発表イベントでは7チーム分の時計が販売されたが、「新たなチームの時計が発売されるたびに、地元の宝石店やブティックでローンチイベントを開催します」とプリセール氏は語る。「感謝祭までに、あと25のイベントを予定しています」。このキャンペーンは、ライセンス契約によりロイヤリティでマージンが減少しているなかで、比較的少量の時計を発表するために本気で行われているものだ。プリセール氏は、NFLとのパートナーシップが「米国における当社の最重要ライセンス契約」であることを認めている。

Breitling x NFL Chicago Bears watch
 各ローカルイベントのあと、この時計は正式に購入可能となる。「少なくとも販売分の60%は米国市場で確保しています」とプリセール氏は説明している。これは各チームのファンが最初にこの時計を手に入れられるようにするための配慮だ。なかには60%では足りない地域もあるかもしれない。グリーンベイにある唯一のブライトリング店舗からは“怒りの”電話がプリセール氏に届いたそうで、この店舗では2日間で45本が売れたという。

 時計愛好家にとってはあまり注目されないかもしれないが、このパートナーシップの象徴的なディテールとして、裏蓋に施されたNFLのシールドロゴがある。サミュエルソン氏は「このロゴは一般的に、私たちのオンフィールドパートナーや最高位のパートナーにしか提供しません」と明言している。オンフィールドパートナーとは、単なるライセンシーではなく、NFLの正式なパートナーであり、バドライト(“NFL公式ビールスポンサー”)やビザ(“NFL公式支払いカード”)のような存在だ。ブライトリングのシールドロゴの使用についてサミュエルソン氏は、ブライトリングの“在庫に対する大規模なコミットメント”がブランドの本気度をNFLに示したと説明している。

「私たちにとって大事なのは金額ではなく、ファンがこのブランドとつながり、楽しむ機会を確保することです」とサミュエルソン氏は話す。ブライトリングが限られたチームのためにわずか12本の高級時計をつくるのではなく、多くのファンに届けようとしたことで、通常はライセンシーには許可されないロゴの使用が可能になり、公式パートナーシップに向けた話が進んでいるのだ。

Breitling x NFL caseback with NFL shield
「私はどうしてもNFLのシールドロゴを手に入れたかったのです。そして、私たちはそれを手に入れました」とプリセール氏は述べている。さらに彼はブライトリングがNFLとのパートナーシップをより大規模なものに成長させたいという意欲を率直に語った。もし実現すれば、これが初めての試みとなる。NFLが時計ブランドと提携したり、“NFL公式腕時計”として契約を交わしたことはこれまで1度もない。プリセール氏は真剣な口調でこう述べる。「将来的にどうなるかは分かりませんが、より大きな契約に発展するかもしれませんし、ライセンスの更新になるかもしれません。しかしこれは私たちにとって非常に興味深い何かの始まりだと考えています。これがブライトリングの見解です」

 ブライトリングとNFLのライセンス契約は、パートナーシップの継続や拡大を両者が望んでいることを考えると、文字どおり3328本のクロノマット B01以上の価値があり、さらに強固な米国市場の重要性や関心の高まりを示すものでもある。この動きがさらに拡大し、近い将来ほかの時計ブランドが米国市場に積極的に向かうようになるとはまだ断言できないが、ブライトリングがNFLの重要性を認識していることは確かだ。これはアメリカの心に薄く触れるだけの契約ではなく、アメリカ文化の中核に本質的に関わる真の投資だ。

ミンの新作37.02 “ミニマリスト”が起こすかもしれない革新。

トップ画像には、ミンが腕時計の歴史上で初めてのものと考えている、ある要素が写っている。その違いは絶妙で、ほとんど信じがたいものだが、見つけるのは比較的簡単なはずだ。そのイノベーションとは何か? ヒントが必要なら針を見てみよう。予想をコメント欄に書き込んでみて欲しい。だが、不正はなしだ。ヒントが必要なら、下記の写真を見てみよう。

まだ分からない? カルティエスーパーコピー代引き 激安通販優良店では明かりをつけてみよう。次の写真を見れば、そのイノベーションが見えてくるはずだ。これがミン 37.02 “ミニマリスト”だ。時針と分針を備えた、シンプルなセリタ製自動巻きムーブメントのスティールウォッチにふさわしい名前である。しかしそのトリックはサファイア製ダイヤルに隠されている。唯一の見分け方は青色に発光するスーパールミノバ X1を使った針だ。サファイアダイヤルのインデックスには、ミン独自の液体発光塗料“ポーラーホワイト”が充填されている。この塗料は、真に白く発光する夜光素材としてはきわめて希少なものだ(唯一ではないが)。そう、これは白色に輝く夜光なのだ。

ミン・テイン(Ming Thein)氏は、白く発光する夜光塗料を長年追い求めており、その探求について昨年、ブランドのブログで言及している。彼は、白色光はほかのすべての色が等しく組み合わさったものにすぎないのだから可能なはずだとサプライヤーに主張し続けてきたと語った。しかしサプライヤーは応じることができなかった(またはその意図がなかった)ようだ。そこでミンは、必要な材料を自ら調達してこのプロジェクトに挑んだ。それだけでもきわめて印象的だ。

それ以外の点では、この時計は比較的シンプルだ。17.01と27.01モデルと同様に、ミンのデザイン哲学と彼らが腕時計の核とはかくあるべしと考えているものを体現しており、37.02はこれらのモデルの進化形または思想を受け継いでいる。この時計はブランド特有のフレアラグ、サテンとポリッシュ仕上げの組み合わせ、直径38mm、厚さ11mmのバランスの取れたSS製ケース、そして100mの防水性能を備えている。まさに“ミン”を最も純粋で完璧な形で表現した一本だ。

ムーブメントには、ミンが手を加えたセリタ製SW300.M1自動巻きを採用し、約45時間のパワーリザーブを備えている。アンスラサイト仕上げのスケルトンブリッジとカスタマイズされたローターが特徴で、多くの時計に搭載されているベーシックなセリタ製ムーブメントよりも若干の改良が施されている。ただし、この新作はミンのモデルのなかでムーブメントを主役としたものではない(とはいえ同ブランドにはそうしたモデルも豊富に揃っている)。

ここで触れておくべきもうひとつの重要な達成がある。これは、ミンのスイスに新設されたオロロジー・ミンで、設計・エンジニアリング・管理のすべてを自社で行った初の腕時計である。このプロジェクトはおよそ2年前、イノベーションの追求とよりよい価値の提供、サプライチェーンの管理強化、リードタイム短縮を目指して始まった。この時計は即時出荷が可能で、限定版ではない。

私が初めて37.02 ミニマリストを見たとき、残念ながらすでにサプライズが台無しになっていたため何を目にしているのか心の準備ができていた。しかしGeneva Watch Daysでほかのジャーナリストたちと一緒にこの時計を見た際、下の写真のどこが“おかしい”のかを理解しようと頭を巡らせる彼らの姿を見るのは楽しかった。そういう意味では、37.02 ミニマリストの最大のセールスポイントが、同時に最大の課題にもなりうるのかもしれない。少なくとも今のところ、私たちの脳はこうした変化に対応できるようにはできていないと感じている。

市場に出回っている純粋な白色の夜光塗料は、ほかに思い浮かばない。私たちが色をどう感じるかは、光が表面にどのように作用するかに基づいており、周囲の環境もその表面に影響を与える。そのためたとえ画像の色補正を完璧に行っても、ケースの金属やガラスに奇妙な色味が映り込むことがあるのだ。青色のスーパールミノバX1を使うのは、夜光部分が白く光ることを証明するために必要だったが、実際にはポーラーホワイト塗料に少し紫がかった色味が出ることがある。ただ私たちの脳が白を夜光として認識しにくいだけなのかもしれない。

遮光カーテンを引いた部屋でこの時計をつけてみた。夜光塗料が蓄光されていることも分かっていたし、自分の顔から1インチ(約2.5cm)先がかろうじて見える状況にもかかわらず、私の脳は白いプリントが外部の光で照らされている時計を見ていると確信していた。実際には違うと理解しているのに、私の脳はそれを認めようとしなかった。

この時計が悪いと言いたいわけではない。価格はSW-300ムーブメントとしては少し割高だが、エントリーモデルとしては堅実で、スケルトン加工や仕上げにひと手間かけている。そのほかのデザインもミンのデザイン哲学に合致している。ただ私たちが光と闇を見る際に働く奇妙な心理的条件付けがあり、この時計はそれを覆すものだ。それが心理的に合わない人もいるかもしれないが、少なくともこれは腕時計として、そして夜光塗料が暗闇で時間を読み取る助けになる時計として、しっかり機能している。それこそが重要なポイントだろう。

私はこのミンのイノベーションを評価しており、それ自体が革新のように感じられる。それ以上に、今後これをほかの時計にどう応用していくのかに興味がある。たとえば、ダイナミックなダイヤル構造とパターンを持つ20.01にこの新しいポーラーホワイト塗料が採用されたらおもしろいだろう。近いうちにそんなモデルが登場するのではないかと確信している。

新しい夜光塗料を抜きにしても、このモデルはミンの堅実なエントリーモデルであり、同社が革新と成長を続けるなかで息の長い存在になるだろう。ミニマリストなデザインが好きな人も、ダイヤルが光と作用して独特の反転効果を生むなど、ブランドの特徴を好む人も、この時計は一考の価値がある。そして幸運なことにこのブランドの多くのモデルとは異なり、購入に踏み切るまでにじっくり検討する時間がある。

ミン 37.02 “ミニマリスト”。直径38mm×厚さ11mm、ステンレススティール製ケース、100m防水。ミン独自のポーラーホワイト塗料を注入したサファイア製ダイヤル、時・分針にはスーパールミノバX1を採用。セリタ製SW300.M1自動巻きムーブメント、約45時間のパワーリザーブ。アンスラサイトスケルトン製ブリッジおよびカスタマイズローター。フロントとリアには両面反射防止コーティング付きドーム型サファイアクリスタル。ラグ幅20mmのミンFKM製ブラックラバーストラップ(タックバックルシステム)価格は3250スイスフラン(約57万円)。

Bell & Rossが「BR 05 Skeleton Golden」を発表~一体型ケースによるメカニカルな構造

メカニカルな構造
Bell & Ross は、航空界にインスパイアされた時計製造の代表的な存在である時計ブランドですが、異なる魅力を放つ世界へと飛び立ったタイムピースもあります。
2019年にリリースされた現代的な新コレクション、BR 05 は、ブランドのDNA を守りつつ進化。ストラップとケースが見事に一体化したこの時計は、都会の探索者に向けて開発されました。このコレクションに属するスケルトンバージョンは、発売以来、大きな成功を収めています。オープンワークの文字盤は、この時計の魅力的な機構とディテールを露呈しています。

時計全体がステンレススティール製のSkeletonは、2019年に最初のモデルがリリースされ、2020年にSkeleton Blue、2021年にNightLum、そして2022年にはSkeleton Green、とバリエーション豊かに展開してきました。

この度、 ベル&ロススーパーコピー 激安BR 05 Skeletonはゴールデン文字盤を採用し、装いを新たに再登場します。新作ゴールデンモデルは、都会的でシックな見た目。スポーティーシックな BR 05 コレクションのスケルトンシリーズのスタンダードとなり、色彩豊かで洗練された、プレシャスなカラーを新たに加えます。時計界のみならず、デザインの世界においても輝く宝石です。

一体化したケース
直径 40 mm のステンレススティール製ケースは、ブランドのアイコニックな「四角の中に丸」というデザインを採用。反射防止加工を施したフラットなサファイアクリスタルガラスは、サテン仕上げのステンレススティール製ベゼルに囲まれています。四隅をポリッシュ仕上げのステンレススティール製ネジによって固定することで、100m の防水性を確保。ポリッシュ仕上げの2つの45°の面取りによって控えめに強調されたケース中央部は、両面ともサテン仕上げになっています。

ケースバックの反射防止サファイアクリスタルガラスからは、ムーブメントの裏側を覗かせ、360 度回転する振り子式ローターを強調しています。厚さ 5.45 mm に収まるこのタイムピースは、まさに職人技とデザインの結晶です。

透ける文字盤
メッキ加工により強化されたゴールデンフランジは、琥珀色の光を放ち、光沢のあるハチミツ色の反射が官能的な印象を与えます。Bell & Ross 時計の特徴的な大きめの数字は、アプライドのバトン型ゴールデンインデックスに変わり、最大限の視認性を発揮しています。
スーパールミノバ® Grade X1 White 10 をコーティングしたスケルトンメタルのバトン型針は、グリーンに発光します。透ける文字盤により、この時計の機構のミステリーを存分に楽しませてくれます。あくまでも、さりげなく。

スケルトン ムーブメント
注目すべきは、まるで写真フィルターのような役割を果たす文字盤の着色ガラスの下に、透明感とコントラスト効果によって現れるムーブメント。タイムピースに命を吹き込む、時計の機構です。
Bell & Ross のクリエイティブなシグニチャーにふさわしく、マイクロブラスト加工されたルテニウム製ムーブメントのプレートと上部のブリッジは、建築的で先見性のあるプランに基づいた高精度加工が施されています。この独創的で現代的なスケルトンデザインは、バロック的な装飾効果から、線形および幾何学的なアプローチへと趣きを変えています。

Bell & Ross の共同創設者兼クリエイティブ・ディレクター、ブルーノ・ベラミッシュは、スイス製自動巻きキャリバーBR-CAL.322 の仕上げについて詳述し、
「我々は、素晴らしいムーブメントから始め、美しいムーブメントを創造してきました」と、語ります。

2つのブレスレットを装備
ブレスレットのセンターリンクとケースの融合は、この時計の技術水準の高さと、シンボリックなルーツを示しています。
「ブレスレットとケースの一体化は、ブランドのコードに従って設計されましたが、最初のリンクがケースの一部になるという、新たな側面ももたらしました。このタイプのデザインは1970年代から見られるようになりましたが、Bell & Ross の時計に応用してみると、自然で人間工学の理にかなった結果を得られたのです」と、ブルーノ・ベラミッシュ。

この構造により、 BR 05 Skeleton Goldenは、ポリッシュ/サテン仕上げを交互に施したケースのステンレススティール製ブレスレット、または、文字盤のゴールデンカラーとマッチする、フォールディング・クラスプを備えた琥珀色のラバーストラップが装備されています。BR 05 Skeleton Golden は、その組み合わせにおいて、均質性と一貫性にこだわっているのです。

アーバンシック
特別なスケルトンムーブメントを搭載した BR 05 Skeleton Goldenは、高級時計の愛好家に向けられています。芸術愛好家はデザインからディテールまで気を配ります。彼らは、人工的な技巧を排した純粋な美しさを評価します。Bell & Ross が製造する全ての時計と同様に、本質的にテクニカルであるBR 05 Skeleton Goldenは、現代的なライフスタイルにおける日常にフィットするミニマルなエレガンスを誇ります。

この新しい BR 05 SKELETON をもって、当ブランドは、航空界にインスパイアされたテクニカル・インストゥルメントを高級時計として再解釈します。BR 05 コレクションは、そのプロポーションと独特で現代的なラインにより、技術と美学の間の複雑な方程式を新たに読み解くことができます。この新作タイムピースは、500本の限定モデルです。

【仕様】
BR 05 SKELETON GOLDEN
REF. BR05A-CH-SKST/SRB --- BR05A-CH-SKST/SST
500 pcs Limited edition

ムーブメント: BR-CAL.322.  
機能: 時、分、秒。
ケース:ポリッシュ/サテン仕上げステンレススティール
サイズ:直径 40 mm/厚さ 10.33 mm。。
・ねじ込み式リューズ。
・リューズガード。
・360 度回転する振り子式ローター付きサファイアクリスタル ケースバック。
・自動巻きカバーガラス: 反射防止サファイアクリスタル。
防水性: 100m。
ベル&ロスコピー 激安ストラップ: ブラウンラバー。ポリッシュ/サテン仕上げステンレススティール。
文字盤: ゴールデンカラーの透明パネル付きスケルトンおよびロジウムプレート ムーブメント。
・スーパールミノバ® をコーティングしたアプライドインデックス。
・スーパールミノバ® をコーティングしたスケルトンメタルの時針、分針。
バックル: フォールディング。ポリッシュ/サテン仕上げステンレススティール。
税込価格:902,000円(ブラウンラバー・ストラップ) 968,000円(ステンレススティール・ブレス)

【お問合わせ】
ベル&ロス 銀座ブティック
〒104-0061 東京都中央区銀座4-9-13
Tel. 03-6264-3989

セイコー製限定ウォッチで記念する「銀河鉄道999」誕生45周年~

「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」などの作品の成功により、コミック界はもとより、日本のアニメーション界に多大な功績を残したことで知られる漫画家の松本零士(本名・松本 晟=あきら)さんが、2023年2月13日午前11時、急性心不全のため、都内の病院でお亡くなりになりました。享年85歳。
くしくも、氏の85回目の誕生日に「セイコー 銀河鉄道999 誕生45周年記念ウオッチ」が発売となっていた。
追悼の意をこめて、スーパーコピー代引き 激安その記念モデルのプレスリリースを掲載します。

※以下に掲載のプレスリリースは、セイコー発信ではなく、発売元のインペリアル・エンタープライズ(株)からによるものです。

『銀河鉄道999』の誕生45周年を記念し、999号をイメージしたセイコーとの記念ウオッチ~限定999本、裏蓋にはメーテルが……

日本にSFブームを巻き起こした、松本零士による珠玉の名作『銀河鉄道999』の誕生45周年を記念して、999号をイメージしたスタイリッシュな腕時計が登場

999号をイメージした黒の文字盤には、12時位置に999号のシンボルとも言えるヘッドマークが冠され、機関室をイメージした3つのインダイヤルが配置されています。機関車の丸みを表現した文字盤中央の陰影や、劇場版のために開発されたレインボー透過光方式をオマージュした虹色に光るインデックスなどのモチーフが、随所に盛り込まれています。

●12時位置は999号のヘッドマーク。機関室モニターをイメージしたインダイヤルなどのモチーフが、随所に盛り込まれています。

銀河鉄道999
松本零士作のSF漫画。機械人間に母を殺された少年星野鉄郎が、永遠の命を手に入れるため、謎の美女メーテルとともに、999号に乗ってはるか彼方のアンドロメダへと旅立つ。行く先々の惑星でさまざまな出会いと別れを体験し、大人へと成長していく鉄郎の姿を通して、限りある命の尊さを訴える壮大なファンタジー。
1977年より「少年キング」で連載され、翌年テレビアニメ版がスタート、79年には劇場版アニメが公開される。
その999号をイメージしたフェイスに、クロノグラフ機構や24時間針、カレンダー機能を搭載。

限定999点で、裏蓋にメーテルの肖像と1~999のエディションナンバーを刻印。銀河鉄道999の誕生45周年を記念したロゴの箔押しが施された特製ボックス入り。

●裏蓋にはメーテルの肖像と限定999点の証であるエディションナンバーが刻印されます。

●銀河鉄道999の誕生45周年記念ロゴの箔押しを施した特製ボックスに収めてお届け。

ボックスの内側にはメーテルのイラストがセットされており、時計収納時はインテリアとしてお楽しみいただけます。

●ボックスを開けば、憂いを帯びた表情の美しいメーテルが現れます。

【概要】
セイコー 銀河鉄道999 誕生45周年記念ウオッチ
価格 :49,800円(税込54,780円)
限定数:999
発売日:受付中
お届け:2023年3月下旬以降
発売元:インペリアル・エンタープライズ株式会社 PREMICO(プレミコ)
©松本零士/零時社・東映アニメーション

ケースサイズ:(約)縦47×横39.8×厚さ12.8mm
素材:ケース・裏蓋・バンド=ステンレススチール 、風防=カーブハードレックス
手首回り:(約)S=14cm、M=16cm、L=18cm
ムーブメント:クオーツ(平均月差±15秒以内)
防水性能:日常生活用強化防水(10気圧防水)
保証 :1年間品質保証
生産国:日本
※製造上の理由により、裏蓋の向きや文字の位置、仕様等が写真とは異なる場合があります。
※製品の仕様や外観は、改善のため予告なく変更することがあります。
※限定数に達した場合、販売を終了させていただきます。

販売:PREMICOオンラインショップにて販売中
商品特設ページ: https://iei.jp/ge999-seiko/
※好評につき二次入荷分(6月下旬発送予定)の受付まで終了しました。現在、最終入荷分(7月中旬発送予定)を受付中

【お問い合わせ】
<商品内容等>
フリーダイヤル:0120-989-808(9:30~17:00/土日祝休)
<ご注文専用番号>
フリーコール:0120-247-417(6:00~21:00/無休)

※本リリースに記載しております内容は、発表日現在の内容となります。予告なしに内容が変更される場合があります。予めご了承ください。

【補足】
松本さんは、1938(昭和13)年1月25日、福岡県久留米市出身。6歳の頃から絵を9歳から漫画を描き始め、15歳の時に『漫画少年』に投稿した「蜜蜂の冒険」が受賞、同誌に掲載され、商業誌デビュー。
1957年に雑誌『少女』に掲載された「黒い花びら」で漫画家デビュー。しばらくは少女漫画誌での執筆が続いたが、1968年に青年漫画誌『漫画ゴラク』での連載を機に、少年・青年漫画のジャンルで活躍。

代表作に、「男おいどん」「ガンフロンティア」「宇宙戦艦ヤマト」「クイーンエメラルダス」「ザ・コックピットシリーズ」「宇宙海賊キャプテンハーロック」「銀河鉄道999」「新竹取物語1000年女王」など、多数のヒット作を持つ。

2月20日の東映からの発表によると、リシャールミル スーパーコピー優良サイト告別式は妻で漫画家の牧美也子さんが喪主を務め、近親者のみで執りおこなわれたとのこと。

所属する零時社の代表取締役で、長女の松本摩紀子氏のコメント。

「漫画家松本零士が、星の海に旅立ちました。漫画家として物語を描き続けることに思いを馳せ駆け抜けた、幸せな人生だったと思います。『遠く時の輪の接する処で、また巡り会える』と松本は常々申しておりました。私たちもその言葉を信じ、その日を楽しみにしています。これまで応援くださいましたファンの皆さま、作品を世に送り出してくださいました関係各社の皆さま、お世話になりました各自治体ならびに各団体の皆さま、若かりし頃から共に切磋琢磨(せっさたくま)してくださった漫画家の先生方、そして旅立ちにあたりサポートしてくださいました病院の皆さま、心より深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました」