かばん持ち

最近は見なくなりましたが、私たちの小学校の頃の通学路では
よく、「かばん持ち」と言うのをやっておりました。

「かばん持ち」と言うだけあってかばんを持つのですが、これは二人でも
出来るのですが、出来れば人数は多ければ多いほど面白いんです。

まずは、「軍艦じゃんけん」、「石蹴りか缶蹴り」、そして「かばん持ち」が
男子が数人集まれば必ずやりながら帰りました。で、一番悲惨なのが
この「かばん持ち」で、2人の場合は2人分のかばんを持つのみで
いいんですが、3人、4人、5人となればかなりキツイ。

中にはその日の授業の教科書だけではなく、全ての教科書や笛やらを
持って来ているのもいます。また、真夏のクソ暑い日なんかは最悪。
まぁ、寒かったり暑かったりするので楽したくて「かばん持ち」をするんですが。

ランドセルの時は背中に一つ、胸に一つ、左右の腕に一つずつ。
まだある場合は腕に持てるだけ。まだある場合は胸のランドセルの上にもう一つ。
最終的にはおでこを使います。(笑)

最高で8個は持てる計算ですが、これが中々歩くのが非常にしんどくて
中には半べそをかきながら歩く子も。まぁ、大体は4~5個くらいです。

で、一番厄介なのがランドセルや普通のかばんの様にショルダーや取っ手が
着いているのなら体中のあちこちに引っ掛けて歩けるのですが、一度
ミドリのグルービーケースなるものが流行った時にはかなり苦戦しました!↓

しかも、こやつ結構ツルツルと滑るんですよね。って言うか、なぜ?
ミドリのグルービーケースと言うのか未だかつて謎です。

そうだ!「かばん持ちあるある」で、何度かに一度は沢山持ち過ぎたのと
重すぎて直している内にランドセルの上下が逆転してしまい、中の物が
ドバッーと全部出てしまうこともありました!(笑)

そして中身を出された友人は決まって「わざとだべ!」とマジ切れしてるん
ですよね。しかも、大体給食で残したパンとジャムも一緒に出ていました。(笑)

いや~懐かしいですね。
きっと、今なら「いじめだ!」とかなってニュースにもなる様な大問題になるんでしょうね。

って言うか、ならサラリーマンがやればいいのに。
面白くないですか、大の大人が飲んだ帰りとかに「かばん持ち」してるって。(笑)

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