短い春休み

3月は卒業シーズンと共に在校生は新学期までの間は“春休み”です。
夏・冬の休みと違い“春休み”は二週間あるかないか。しかも、”春休み“は
プールや魚釣りやクワガタ採りも出来なく、雪も殆どないのでスキーや
ミニスキーなどと言ったウィンタースポーツもしないので、もっぱら
家で遊ぶか、少し早い自転車を漕いでいるかです。
まぁ、中学生や高校生ともなると部活や友達と遊んでいましたが、
小学生の頃は殆ど家に居てプラモデルを作っていましたね。

先生が転勤するのもこの時期です。また、友達もこの時期に転向することも
ありましたが、炭鉱は巷で言うところの職員を除けば3月、9月が異動や
転勤シーズンではなく、急に転向して来て、また急に転向して行くと言うのが
日常茶飯事でありました。今で言うところの“大人の事情”ってことでしょうね。

夏休みや冬休みほど派手でも楽しいこともなかったけど、今にして思えば
“春休み”は、また一つ(一学年)万物の芽生えと同時に、まだまだ子供ながらも
確実に芽生えを、今か今かと待ち遠しく感じる時期でもありました。

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