小学生の時に同級生で“しろーくん”と“かず”が橋を渡って東頼城(ひがしらいじょう)か通学していました。
小学の通学路もでもある二条通りを一緒に帰って来るのですが、ある時、私の住んでいた東一条五丁目の方が早いので
ランドセルを置いて自転車を漕いで二人に追いつき西芦別から東来城へ架かる橋を通るのですが、
“しろーくん”と“かず”は結託して「ここの橋は“海坊主”が出るから新幹線より早く渡らないと捕まる」などと
脅かして来ました。それでなくとも車一台がようやく通れる幅で、しかも歩く所が古い板で出来ていて
車や自転車で渡ると「ボコボコ」と音がして緊張感がまします。
それなのに「“海坊主”が出る」と脅し、言うにこと欠いて「新幹線より早く渡れ」と。(笑)
きっと、都会の子供ならば「光より早く」と表現するのでしょうが、田舎で早い乗り物で思いついたのが
「新幹線」だったんですね。(もちろん乗ったことなんかありません)で、私はその言葉を真に受けて
全速力で自転車を漕いで渡った想い出がよみがえりました。
子供でも阿吽の呼吸で平気でウソを合わせるんですよね。
つーか、川なのに“海坊主”って・・・・・。