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「小才(しょうさい)、中才(ちゅうさい)、大才(たいさい)」だって。

皆さん、一度は「柳生家(やぎゅうけ)」という言葉や聞いたことや目にしたことありますよね?

特に”千葉真一さん”が出演していた「柳生一族の陰謀」で一躍有名になりましたね。

実際に「柳生新陰流」という約500年近くにもなる流派があります。

強そうです。

因みに「100万円クイズハンター」でおなじみの「柳生博」さんは、この柳生家の末裔です。

剣をハンマーに持ち替えて「ハンターチャンス!」が思い出されます。

で、毎朝7:20分にメールに「致知一日一言」が送られてくるのですが、先日「小才、中才、大才」という題名がありました。

そこに、「小才は縁に出会って縁に気づかず。中才は縁に気づいて縁を生かさず。大才は袖すり合った縁を生かす」 柳生家の家訓

  • 小才(しょうさい)「縁(チャンス)に巡り合っても、それに気づくことができない人」
  • 中才(ちゅうさい)「縁に気づくことはできても、それを十分に活かそうとしない人」
  • 大才(たいさい)「どんなに小さなチャンス(袖振り合うような些細な縁)も見逃さず、それを最大限に活かすことができる人」

これは、江戸時代初期に徳川幕府に剣術などを教えていた”柳生宗矩(むねのり)”さんが残した「家訓」なんだとか。

つーか、これってすんごいことに気づきましたよね?

あたくしは、小才~中才ってところです。

縁に巡り合うこともあるし、気づかないことも多々(というか、みすみす逃す)。また、良い縁だなと気づいても、なんだか面倒になって何もしなかったり、したとしても途中でやめたりとかね。

けどね、言い訳がましいけど、20代前半、そうこの仕事をしだした時には、「これ、すべて自分を成長させる縁」だと思い、人にも事にもあたっていました。

思えば、その時は素直に受け入れて、また素直に行動してました。

なので、結果が自然と後から付いて来たんですね。

でも、それは自分だけ手柄ではなく、会社や上司や先輩、お客さんと周りの環境がそうさせたんだと思うのです。(これか、大才の考えは)

そう考えると「縁」ってつくづく大事で、それこそ「気づくか」「気づいても活かすか」なんだと思いますね。

小指先ほども、コメ粒ほどの「縁」を活かしていた自分はどこへ行っちゃったのか?とね。

「人との関わりを大切にし 上辺だけじゃなく本質を語り 人間の成長ためには一所懸命に努力する。」って、”丸か”のイズムにあるんだけど、「人との関わりを大切にし」って、きっと若い時の経験から来てるんだと今更ながらに思うのでした。。。。。

追記 けど、年齢に関係なく日頃の出会いに感謝し、それを言葉と態度に表すことで”大才”へ近づくと信じやって行きます。やればいんだろ、やれば!!(なに逆切れしてんだよ)

あっ、そうだ!あたくし「柳生十兵衛」で思い出し、これはすげーな!と思ったのが「魔界転生」って映画の中の「柳生十兵衛」です。(1981年バージョンね)

魔界から蘇った化け物を退治するために妖刀村正(ようとうむらまさ)という日本刀を持ち、顔や体に魔よけの呪文を書いて化け物たちと対決する映画です。

やばい、こんな人が目の前に現れたら逃げちゃいますよね。(柳生十兵衛、千葉真一)

やはり俳優陣の演技も殺陣(たて=立ち回り)が上手いので、ついつい引き込まれる映画です。きっと、昨今の俳優さんたちがやるとコメディーになりかねないストーリーなんですけどね。

「才」って字、カタカナの「オ」に似てるよね。

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