クラス替え

雪深かった西芦別もこの時期になると、土や草などが見えてきます。道もグチャグチャでいい感じで味のある光景です。(笑)
あたくしはしませんでしたが、兄貴はこの時期にはよく”山わさび”やら”ふきのとう”などを取りに行っていました。 なんせ、あちこちにありましたから。

あたくしはというとタミヤ何分の何といったプラモデル作りに励んでいて、元来不器用な私はプラモデルをセメンダインだらけにして、戦車などに指紋がバッチリ付いていたものです。
この時期は新学期が始まります。 小学生の時は、1・2年、3・4年、5・6年が同じクラスで中学以降は1、2、3年生と1学年ずつ違うクラスになります。
クラス替えの時には「誰と一緒のクラスになるのかな~」と考えると”ワクワク・ドキドキ”して「仲の良い友達や好きな女の子と一緒のクラスになりますように!」と半ば祈るような思いで各クラスの廊下にはってある、担任の先生と生徒達の名前を見るのでした。
あっちこっちで「やったー!」とか「あ~」と言う歓声やため息が聞こえてきます。中には仲の良い友達と別々のクラスになって抱き合って泣いている女の子もいたり、 「何で00が担任よー!」とか、 「嫌だな~、変わって隣の担任と変わって欲しいな~!」 と言っている男子もいました。
私なんかも本気で「変わってもらおうかな?」と思ったほどで、 今から考えるとトレード制なんてあれば面白かったかも知れないですね。って言うか、そんなことしたら悪い奴ばかりのクラスに偏ってしまいかねないので、やっぱりダメですね。
そう思うと先生達もそれなりに考えてクラス編成をしたのでしょう、きっと。 (まったく適当だったら笑ってしまうけど)
でも、面白いものであんなに「コイツと同じクラス!?ぜってー仲良くなんかなるもんか!」などと言っていたのが、一ヶ月もしない内に仲良くなって学校なんかも一緒に帰ったりしていたりするもんですよね。
もう一度、あの”ワクワク・ドキドキ”のクラス替えを経験したいものです。。。。。

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