今年の夏はいつもより早く来ました。
小さい頃や青年時代には、こんなにも一年や月日が早くに過ぎるなんて
考えたこともありませんでした。
社会へ出て、仕事の厳しさや上司や先輩からの仕事や人生の教えや、
酒の味、人の情けや恋愛や失恋、結婚と離婚の楽しさと辛さ。
そして、じいさん、ばあさんの死から始まって親や兄弟の病気や死。気が付けば、
結婚式よりも葬式の方が多くなって来ました・・・・・。
緑の山間、青空の中のとんぼの群れ、グランドから聞こえる掛け声や
昼を知らせるけたたましいサイレンの音を普通に、ごく普通に見て聞いて育ち
じいさんも、ばあさんも、親戚のおじさんもおざさんも、兄弟も親も、まさか死ぬ
なんてことを考えてもいなく、考えることさえしないほど責任もなく楽しい日々を
過ごして居たあの頃がどうしようもなく懐かしくなると同時に切なくなります。
「しょうがない、これも人生」と自分に言い聞かせては見るけど、
記憶の中の故郷と想い出に、時には悲しくなる時があります。。。。。
どうして子ども頃のひこうき雲は美しく見えたんだろう。
やっぱ、こっちの方がいいですね。(笑)