「とり天狗」が独立で移転するにあたり、その後の店舗で何をするのか？を2月後半から模索しておりました。
最初は電車通り側にある今のカウンターを長方形に延ばしカウンターがメインの酒場をやろうかと。（テーブルを2卓位を残して）
反対側は普通にテーブル席でグループ客用としてのレイアウト。しかし、諸々あり新店舗やるのは「しんちゃん」と「あたくし？」だけ。（まぁ、すーさんは自動的に）
で、「しんちゃん」は「社長がやれって言ったことをやります」のとこと。まぁ、「しんちゃん」は元々は寿司屋から始まり焼肉屋、地元では一時自分でもつ鍋居酒屋をやっていたので、居酒屋や焼肉系は出来るんですね。
「しんちゃんが一番自信あるのはなにさ？」「焼肉が一番長いので焼肉です」と言うことで「にんにく唐がらし」になった経緯ですよ。
もうね、社員は居ないし、まともに店舗運営なんぞを経験してるのは居ない中での開店準備と開店へ。
もちろん、試食会やちょっとした相談にはその他店舗の社員も協力してくれましたが、実際にその人たちの店ではないし働くわけではないのでね。
取り敢えずのメンバーは「しんちゃん、“本店に居たヤマちゃん”、“まるふじのランチスタッフのなっちゃん”、同じく“まるふじホールスタッフのひなちゃん”に“すーさん”」（よく、やったよね・笑）
なので、５月22日に一応は開店はしましたがキッチンもホールも回らないしお客さんに迷惑も掛けるし、練習も兼ねて月内は店の半分だけ使用の営業にしました。（二日前のレセプション後に決めました）
中々の素人集団でのオープンなので山あり谷あり断崖絶壁あり、本当に紆余曲折な一年でしたね。
でもね、人が居なきゃ居ないで何とかなるし成長もするんだよね。いま残ってるスタッフは本当に頑張ってくれましてよ、本当に。
「しんちゃん」は寝る時間（不眠症もあるけど）ののない中、しかも飲食は12、3年ぶりで感覚を戻しながら本当に良くやってくれました。（あたくしのわがままにも・笑）
「すーさん」は、本業と丸かHPと店舗関連と、これまたお腹を揺らしに揺らしながらも、寝る間を惜しんでやってくれてますしね、痩せないけど。（あたくしのパワハラに耐えながら・笑）
「なっちゃん」も昼は忙しい「まるふじ」で汗だくになり、今度は一切クーラーなんぞ利いてない（そもそもが無いんだけどね）環境で愚痴一切言わず、上がってからの一杯だけを働く糧に今でも貴重な戦力として頑張ってますよ。（ひなちゃんにコキ使われながら・笑）
はい、そして「ひなちゃん」ね。“なっちゃん”曰く「2ヶ月に一度は大きな風邪を引く」と言われるくらいに定期的に体調を崩しながらもね。
そう、考え過ぎてと言うか、困っても相談出来ない？何をどう相談して良いか分からない？ので、体力だけではなく精神的にも参ってしまうこともね。
「ひなちゃん何が分からない？」って聞いたら「分からないことが分からないんです」と、一見正直な答えだけども、冷静に考えると「頭、大丈夫か？」とね。（笑）
でもね、これまで人と関わるとかチームとかグループ活動からは距離を置いて来たので、苦手を克服するのに四苦八苦でね。
そう、実は「ひなちゃん」が社員になると言うまで皆アルバイトだけだったんよね。そんな中、体調を崩してしばらく休んでて、「もしかして、ひなちゃんはもうダメかな？」と周囲が半ば諦めていて、復帰した時に「私、休んでる時にどうして店がまとまらないのか？と考えたんです。それは社員としてやる人が居ないからだと思い、私、社員になります！！」と言ってくれた時には、思わず宝くじで一億円当たったような気持ちでしたね。（笑）
そっから、店長になるために業績を上げて責任との格闘ね。まぁ、それでもたまに「壊れかけのRadio」でしたけどね。（笑）
そんな「にんにく唐がらし」が一年をむかえます。シーズン2からは「忍」が「欽ちゃん本店・支店」with（ウィズ）「にんにく唐がらし」を見るようになりますので、中々面白い店になると思いますよ！！
と言うことで、シーズン2の「にんにく唐がらし」をよろしくお願いしますね！！
追記 って、俺からの監視が離れるからって油断するんじゃないぞ。（笑）
あたくし、十数年ぶりにちゃんと店に出たんですよね。やっぱり、老いは隠せませんね「肉離れ」になりましたもんね。（笑）
“ひなちゃん”、風邪で熱が下がらないから休むように言ったら、“すーさん”に「死んでもいいから店に出る」と伝えたとか。（笑）
気持ちは嬉しいけど、体は大事だからね。ましてや命はね。けど、「肉離れ」した時に「店のためならムリして一生片足を引きずってもいいし」と思っていたのはここだけの話ね。（言っちゃってるだろ・笑）
