蒸発皿とスキーの歌

この時期は一番風邪などが流行り出して、 最悪(生徒にっては最良)学級閉鎖になることもあります。  

石炭の町らしく、家も学校も石炭ストーブでした。
特に学校では教室を温める為に大きめの”ダルマストーブ”が教室の後か前の方にありました。  

前の方にあると、 ストーブの目の前の生徒は暑過ぎて顔を真っ赤にして机の上に突っ伏していたりしまたね。(笑)

乾燥を防ぐために蒸発皿を乗せているのですが、 これが中々の優れもので乾燥を防ぐだけではなく、 給食の牛乳を温める時にそこに牛乳瓶を入れるとホット牛乳が出来あがります。
が、入れ過ぎれ蒸発皿の中で破裂してしまう時もあり、 蒸発皿が白く濁り、教室中何とも言えない臭いになったりします。  

また、時折焦げくさい異臭を放つ時があり、 それは蒸発皿の水分が無くなって焦げてしまっている時です。 最悪、穴が開いてしまったりしています。  

その様な時には授業中でも蒸発皿の中に水を入れて来てもOKでした。 あの学校中が授業中で静まり返った中、ひとり水飲み場で蒸発皿に入れている時間が好きでした。(笑)  

  話は変わりますが、小学校1年か2年生の時にクラスで何かの催しものがあり、
個人やグループで歌やちょっとした話をするのですが、
運動も歌も上手い”進藤孝弘君”が一人だったか、 二人だったかで「スキー」と言う歌を歌ったのですが、
それがもの凄く上手くて、
アンコール?なのか、 進藤君はそのスキーを3回か4回ほど歌っておりました、得意げに。(笑)  

や~まは白銀~♪ 朝日をあ~び~て~♪ す~べ~るー スキーの~風切る速さ~♪  と~ぶは~ 粉雪か舞立つ霧か~♪ おーおーおーこの身も~駆けるよー駆~ける~♪ って感じを3,4回歌っていました。(笑)  

因みにあたくしは演技付きで”ふみちゃん”ともう一人を入れて3人で、 そのもう一人が「中条きよしのうそ」と言う歌いながら、 それに合わせて小芝居なんかをやっていました。  

折れた、た~ばこの吸殻に~ あなたのうそが分かるのよ~♪という歌なのですが、 紙でタバコを作り、そのタバコを折って投げつけて踏み付けた完全にオーバーリアクションで 恥ずかしさとあまりうけていない現状を乗り切ろうとしていました。(笑)  

でも、しろう君(進藤君)の「スキー」は上手かったな~。。。。。

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