冬の夜と温もりと・・・・・。

早いですね~、もう12月師走の時期です。
それでなくとも冬は暗くなるのが早いのですが、炭鉱町は山間
だからなのか?暗さが早い気がします。

都会のように電灯も沢山ある訳でもなく、ネオン看板なんてのもなく、
橙色っぽい電灯と家々の窓から漏れて来る灯り、それと月明り。

雪が深々(しんしん)と降り積もり、風呂へ行く時には良いのですが
帰りは雪だるまのようにして帰って来ます。炭鉱風呂なのでドライヤー
などという気の利いた物はなく(あったら、直ぐに無くなってますが)、
髪の毛を濡らしたまんま帰るのですが、不思議と風邪を意識したことも
引いたこともありません。

それどころか、雪合戦をしながら帰るので何時もより遅くなる程です。
まだ、雪が深々と降っている時はいいのですが、雪の降らない日は
寒風が痛い。寒いとかではなく痛いんですよね。

このような日は髪の毛がコチコチに固まるので、家に帰って速効で
石炭ストーブに頭を近づけて乾かしたものです。しかも、近づけ過ぎて
頭がもの凄く熱くなることもしばしば。(笑)

でも、その様な日はもの凄く透き通った星空と空気、そして月明りが
キレイな日でもあるんですよね。

冬の日の炭鉱風呂もすこぶる暖かかったですが、家族の待っている
石炭ストーブの焚かれていた炭住はとても安心感のある温もりでした。。。。。

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