ぼっこ手袋と・・・・・。

冬でも特に雪の多くなる時期ですが、年々寒さが身にしみて来ます。
ですので、グランドや公園なんかで頭から雪だらけになりながら遊びまくって
いる子供たちを見ると、微笑ましくも逞しさを感じます。

まぁ、そういうあたくしも負けず劣らず雪の中で遊びまくっていました。
手袋もびしゃびしゃだし、長靴の中にも雪の塊が入って溶けてびしゃびしゃ。
帽子だって凍っているんだか何だか分からない状態・・・・・。

そうそう、小学校に上がる前までは両手袋が紐で繋がっている
”ぼっこ手袋”をはいていました。(”はく”って方言?)

そうなんですよね、紐が無いと必ず片方の手袋がどこかへ行ってしまうのが
私の中での”七不思議”なんですよね。

でも、あの”ぼっこ手袋”なら安心。
手袋が脱げてもちゃんと紐にぶらさがっていますからね。(笑)

けど、そのように脱げた状態で「あっ」と気が付いて手を入れると、これが
結構冷たくなっているんですよね。(笑)

しかし、あの”ぼっこ手袋”を考えた人は凄いな。と思いますよ。
きっと、考えに考えた末のアイディアではなく単純に「紐でも付けて置くか」的な
ごくごく普通にやったんだと確信しています。(笑)

それと、外で「鼻水、何するものぞ!!」と、
湯気を出しながら遊んで家に帰るんですが、そこで最大の難関が待ち受けています。
それは、長靴の中に入っている雪の塊が入っていて脱ぐのにかなり一苦労します。

どんなに足をキックのように振り払っても、玄関に手を付いて四つん這いになりながら、
今度は足を後ろに蹴り上げるようにしても脱げない。また、手を使い長靴を脱ごうにも
手かかじかんでいるのでいるので、これまた上手く逃げない。

そうなると、もう焦るわ頭に来るわで切なくなるで、半べそ状態。(笑)

ようやくの思いで長靴を脱ぐと、やはり結構デカイ雪の塊がボロッと。
楽しく遊んだ代償かと今にして思えば、致(いた)し方が無いのですが、
あの頃は悪戦苦闘過ぎました。

けれども、人生は山あり谷ありで、苦さの後にはちゃんと甘さがあるんですね。
遊ぶ前に背中に入れたタオルを引き抜かれた瞬間が、たまらなく気持ちいい!

で、”婆ば”の作った甘酒を飲んで身も心も温まるのです。。。。。

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