私が小さい頃は西芦別にもディーゼル車が走っていましたが、4,5歳位の時に
廃線になったと記憶しております。なので、“おふくろ”の地元でもあり姉家族が居る
釧路へ行く時には、バスで芦別まで行き「芦別駅」から滝川から来る「根室本線」に乗り、
ワクワクしながら窓から外を見ていましたね。行く時間で改札口を出て直ぐに乗る時と、
陸橋を渡ってから乗り込む時とがありましたが、子供心に電車が来るのをまだかまだかと
線路を見ておりました。
高校に入る頃には「芦別駅」に停車する本数も少なくなって来ましたし、その頃には
あまり釧路へは行かずに夏休み・冬休みは友達と過ごすことが多くなり、殆ど行くことが
なくなりました。たまに、冬にはストーブがあったので、おばちゃんやおじちゃんたちに
交じってリーゼントの高校生が仲良く温まっていましたね。(笑) あとは、駅のトイレを
借りるくらいですが、どこの駅にもあったように便所が臭かったと。(笑)
高校を卒業して札幌へ出る時は見慣れた光景が無性に懐かしく感じました。
“おやじとおふくろ”とが一緒でしたが、小さい頃はこれに“あにき”と四人で釧路へ行くのに
この駅の待合室でワクワクしながらしていたのが、地元を離れるにあたっては何とも言えない
郷愁を感じた思い出があります。
駅から地元を離れるのって今にして思えば良かったと思います。
絵になりますからね。
今は自動改札口が普通だけど、当時はぶ厚い切符を切って改札口を出て行きましたね。
つぶつぶオレンジジュースを飲みながら窓の外を見るのが好きでした。。。。。